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すでに地域で取り組まれている体験学習等の一例の紹介です。
2019年06月13日
昨日のうべ交通まちづくり市民会議(うべこまち)の総会でも、SDGsで何?という話が出た関係で、最近の市内におけるどちらかというとESDがらみの取組について、宇部日報から記事を拾ってみました。
うべこまちは会員数も実質20名程度で、予算もさほど多くありませんが、2005年から自転車のまちづくりに粘り強く、取組んでいます。
とくに中学3年生が自転車を乗るように案ル時期に、小冊子を無料配布して、その折に、交通安全や環境にやさしい自転車の効用について話しをされる機会を持つという、まさにESDそのものの取組をつづけていることは誇りに思っていいことと思います。
また昨年度は、ESDに力を入れられている宇部工業高校の生徒会の協力を得て、道路の実装体験を行い、行政側への提言を考えてもらうなど、新たな取組も為されています。
これに具体的な目標を設定して、行政を巻き込んで、より計画的に活動できれば、立派にSDGsの模範例になると思います。
市町も次世代型交通システムのことに触れられていましたが、クルマ社会からの脱却は、地球温暖化対策の中でも上位に位置づけられなければならないものだと思います。
6月は環境月間だけあって、このところ環境保全活動の取組の報道がよく見られます。
ESDうべ推進協議会でも、コミュニティースクール(CS)を通して、ESDを推進し、SDGsを達成するというイメージで進みつつありますが、すでに地域において、地域団体のお世話で、こども達に体験学習を実施されている例も多いことが分かります。
できればこれらこども達の参加が、人に参加ではなく、学校教育の中で、生徒達全員が受けられるような仕組みであって欲しいと願います。
すこしユニークな取組としては小野地区の和紙づくりの継承で、トロロアオイの種まきをこども達にやらせたり、紙漉を中学生に経験させたり、また、宇部高専と6時作業かも検討されるなど総合的な取組が行われているようです。これも小学校から高等教育まで含めた立派なESDの瀬人例と言えると思います。
小学校から大学まで、それぞれこれではいけないと感じておられる雰囲気が伝わりますが、教育関係者や地元関係者の理解を得て、このような動きが徐々に広がっていくことを期待したいと思います。
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