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日頃、足を踏み入れたことのない西沖の山地区を見る機会がありました。
2018年12月21日
昨日、石炭火力計画の環境影響評価に関する現場視察で、日頃、足を踏み入れたことのない西沖の山地区を見る機会がありました。
グーグルマップの右上には、先日も清掃活動を行なった中川河口ヒヌマイトトンボ生息代替地が見えます。
地球温暖化が世界的に大きな関心を呼んでいる中、二酸化炭素排出量の約40%を占めると言われる発電事業のうちでも、石炭火力に対する逆風は強まりつつあります。
ならば、原子力発電か、再生可能エネルギーか、あるいは省エネか、ひとりひとりが、よくよく考えなくてはなりません。
先ほどのマップでピンクの星マークの位置で説明を受けました。現場に来てみると、面積の広さを実感できました。
下側の写真は南方向のうみがわを見たものですが、その海岸寄りに、石炭火力発電所の主要な部分の建設される計画予定地です。
先ほどのマップで黄色の星マークの位置あたりで、とった写真ですが、対岸の工場群、興産大橋などを眺めると、工場地帯としての規模の大きさをあらためて実感することができました。
左下: 石炭の貯炭場も見えます。意外に高く積まれています。
石炭粉塵の飛散や自然発火防止のために散水が行われています。
右下: こんな所にもメガソーラーがありました。藤曲のユーエスパワーの地図上の面積との比率から類推すると3800kW程度かな。
中国電力の敷地のようです。
しかし残念ながら、この辺りは、石炭のボタや海の浚渫土で、造成された土地であり、宇部興産や中国電力の私有地のため、通常は道路進入禁止です。
一昔前、入浜権というのが議論されたことがありますが、今は下火になっていますね。(文責:浮田)
宇部日報の記事です。温排水の問題など、漁業者との関係は重要です。
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