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みなまたエコタウン家電製品のリサイクル工場見学の続報です。

2018年10月20日

次に、同じくいただいた資料の中で、個別技術の説明がなされている部分の紹介です。まず、家電製品の手解体を行ったあと、破砕・機械選別のプロセスによってどのような資源物が回収されるのかが示されています。

鉄、ミックスメタル、銅、ミックスプラ、ハーネスの5区分として回収されます。

モーターや熱交換機は専用の破砕機で破砕し、鉄や、銅・アルミ等に選別します。

右の3枚の写真は、工場見学時、撮らせていただいた写真の一部です。

リサイクルプロセスから出るプラスチックの一部はRPFに加工さて、燃料として利用されます。

手解体で回収された基板は、さらに緩く砕く基板セパレーターと人の手によって、さらに選別されます。

家電製品リサイクル法が施行された当初に比べると、もちろん製品自体も変わっていますが、随分リサイクル技術もきめ細かく進歩したように感じました。

アクトビーリサイクリングの現場では、きちんと作業の安全確保や効率改善が継続的に行われているようでした。また、福祉との協働にも力を入れ、福祉施設の方々が、小型家電のリサイクル作業に従事されているようでした。

全体の職場環境としては、主工場については騒音がかなりありました。福祉施設関係者の作業場にはエアコンが入っていましたが、主工場については、部分ミストによって作業温度が調節されていました。

家電製品に限らないことでしょうが、やはり製品を作る側が、リサイクルする方にも責任を持って携わることが、製品を作る段階で、リサイクルしやすさに配慮ができること、技術や資金の面でも支援が可能であり、メリットがあるように感じられました。

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