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小中学校における、いじめ認知件数が増えているようです。
2018年08月20日
平成29年10月にまとめられた文科省の「平成28 年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(速報値)について」
からのデータですが、2011年度からいじめ認知件数は増加傾向にあります。
特に小学校の2015年から2016年に賭けての増加は著しいです。
先ほどのレポートから、学年別の虐め認知件数を見ると、小学校2,3年生、中学校1年生が極大値を示しています。
同じく、2010年度以前も含めて同資料からグラフを示すと、参考1、参考2の通りです。
上は、件数そのもの、下の図は生徒数1000人当たりの認知件数です。
波線のあるところで調査方法が違うので注意が必要です。たとえば、1994年度から2005年度までは、いじめ発生件数、2010年度からはいじめ認知件数になっています。
学習指導要領の変遷は次に示しています。
いわゆる「ゆとり教育」の時代は2002年度から2010年度までと思われますが、先ほどの、いじめ認知件数が2011年度を境に増加していることから、学力重視の教育が、生徒にストレスを与え、それがいじめに結びついていることが想像されます。
学力向上が国際競争力に結びつくとしての「ゆとり教育」の改称だったのでしょうが、教育効果は長い目で評価する必要があると思います。
2011年度からは学力向上だけではなく、ESDとも関連する「生きる力」の育成も意識されていますが、生徒にストレスがかかっていると言うことは確かなことなのでしょう。
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