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地球温暖化は加速するのでしようか。
2018年08月16日
気候変動の予測にはまだ不確定な要素もあり、なかなか難しいようですが、
今夏の猛暑で、一般の人の意識もすこし変わってきたのではないかと思われます。
うべっくる読者の方からの情報です。短い動画ですが、字幕が速くて読めませんので、字幕をそのままコピーして紹介します。
冒頭、アラスカの湖で氷に穴を開けて火をつけると、メタンが燃え続けます。
もし大量のメタンが大気中に放出されたら、大変なことになります。
地球は破滅することになります。メタンは二酸化炭素の86倍の温室効果を示すからです。
メタンの多くは永久凍土の中にあります。
永久凍土と言っても、陸域では表層は活動層と呼ばれ、夏季には融解してツンドラ生態系の一部を形成します。気温が上昇するとこの活動僧の厚みが増し、有機物が分解されて二酸化炭素になる量も増えます。
永久凍土は地球の全陸地のおよそ20%を覆っています。
ずっと凍ったままと思われていたので永久凍土と呼ばれていました。
しかし気候変動がこれをとかし始めています。
永久凍土の中には太古の植物が含まれていて、膨大な炭素の蓄積があります。
もし永久凍土の全てが溶けたとすれば、1.8兆トンのCO2とメタンが排出されます
この1.8兆トンは現在大気中の存在する二酸化炭素の2倍以上に相当する。
安心材料は、永久凍土が全て融けるには長い期間がかかるということであり、
不安材料は融解は既に始まっており、大量の温室効果ガスが大気中に放出されつつあるということだ。
かなり極端なシナリオが示されていますが、関連の解説記事や、
Https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/ipcc/ar5/ipcc_ar5_wg1_faq6.1_jpn.pdf
国立環境研究所の江守正多さんの、オーストラリアのグループによる最近の論文Trajectories of the Earth System in the Anthropocene
の解説も参考になります。
https://news.yahoo.co.jp/byline/emoriseita/20180813-00092812
地球温暖化の意識は高まっても、日頃のマイカー利用や遠出を控えると言った行動まで結びつかないのが問題ですね。
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