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ごみ減量アイデアコンテストにおいてESDうべ推進協議会のアイデアが優秀賞に選定されました

2018年07月09日

宇部市市民環境部 廃棄物対策課が5月に「ごみ減量アイデア」の募集を行いました。宇部市内の団体、個人などから合計51件の応募がありましたが、一次審査の結果、6件のアイデアが選考され、7月7日に文化会館で2次審査のプレゼンテーションと審査会が開催されました。
うべ環境コミュニティーが事務局を務めるESDうべ推進協議会からも、台所の生ごみを減量するアイデアを提案し、2次審査に進むことが出来ました。提案のタイトルは、「食育を通じて、台所ごみの脱水による水分減量を32g/一日/一人を実現する」です。審査の結果、このアイデアは優秀賞に選定されました。因みに、最優秀賞は香川高校の生徒さんによる「みんなで楽しく食品ロスゼロを目指そう!」でした。優秀賞は2件選定され、もう1件の優秀賞は、西岐波校区コミュニティー推進協議会の「古着・古布回収でごみ減量と地域活性化!」でした。
以下においては、ESDうべ推進協議会のアイデアを説明します。

ESDうべ推進協議会は、かみうべまちの駅「かみうべまちカフェワークショップと協働で、「国際交流と食育」イベントを本年度3回開催する予定です。食育は子ども達と保護者だけでなく、上宇部校区内に位置する山口大学工学部及び宇部高専の留学生とその家族も巻き込んで、一緒にワイワイ、料理を作って食事を楽しむイベントにする予定です。このようなイベントにおいて、単に料理を作って楽しむだけでなく、台所ごみの減量の取り組みをみんなで考えて、実行していくことが大切であると考えました。

この取り組みを企画するに当たって、かみうべまちの駅の赤田さんが上宇部小学校と上宇部中学校には協力依頼を行い、上宇部食育グループの泉さんたちと実施の準備を進めています。また、山口大学工学部及び宇部高専の留学生担当教員には、ESDうべ推進協議会の薄井事務局長が協力要請を行いました。
以上の準備を進めて、7月21日(土)に上宇部中学校で第1回の国際交流・食育イベントを開催する予定となりました。当日の案内チラシを下記に示します。(英語のチラシは留学生用です)
ご興味のある方はESDうべ推進協議会の薄井事務局長 E-mail hiro-usui@mtj.biglobe.ne.jp へご連絡ください。

次に示す英語のチラシは留学生用です。ご興味のある方はESDうべ推進協議会の薄井事務局長 E-mail hiro-usui@mtj.biglobe.ne.jp へご連絡ください。

上宇部校区における食育イベントにおいては、今回のアイデアである「食育を通じて、台所ごみの脱水による水分減量を32g/一日/一人を実現する」を参加者が共通理解して、実際のごみ減量への行動を開始する計画です。料理作りと同時に家庭用の遠心脱水器により、生ごみの脱水減量効果を測定します。40~50人の参加者を約10グループに分け、それぞれのグループで脱水効果を測定します。当面、遠心脱水器を10台用意して、イベント後は各家庭に脱水器を持ち帰っていただき、次回の第2回食育イベントまでに、各家庭の脱水効果のデータ取りを行います。次回のイベントではこれらのデータをまとめて、外部に発信できる資料を整えると共に、情報発信により、生ごみの脱水運動を広めていく計画です。(因みに、薄井事務局長が予備的に実施した脱水実験では、台所ごみの脱水による水分減量を32g/一日/一人を実現可能である、との結果を得ています。)各家庭で、今回提案した生ごみの脱水の取り組みを行えば、宇部市のごみ焼却の経費削減にかなりの効果(年間で最大2260万円の削減効果)が可能であることが予測されます。
上宇部地区における食育イベントを起爆剤として、生ごみの脱水キャンペーンを広げていくことは、宇部市のごみ減量作戦において有効な対策になると考えます。 (HU)

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