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宇部志立市民大学環境・アート学部、第1・2講があり、異なる角度から「宇部方式」を考えました。

2018年05月20日

5月19日(土)宇部市文化会館で第8期宇部志立市民大学環境・アート学部の第1回講義が行われました。

今回は、市役所の新職員の方々の参加もかなりあり、ありがたいことだと思います。

「宇部方式」について、歴史を含め、第1講目は環境分野から、浮田が、「宇部方式のこれから」、第2講目は、アート面から脇彌生さんが、「宇部の精神(こころ)と石炭」と題した講義でした。

とくに、後者では、江戸時代からの歴史から、詳しいお話をまとめて、聴くことができ、大変いい勉強になりました。

宇部が「宇部モンロー」と言われる独自の文化の背景を持っていることも、単に福原芳山や渡辺祐策翁の利他精神等によるもののみでなく、やはり基盤に「石炭」による経済の力があったということを理解しました。

第1講では、これまでの内容に加えて、われわれが今年度、4月にESDうべ推進協議会を立ち上げて、推進しようとしている、地域がCSを通して、学校教育におけるESDの普及を図り、SDGsの実現に貢献するという方向性についての説明をさせていただきました。

山口県がすでに10年前から力を入れているコミュニティースクールCSはともかくとして、ESDやSDGsについてはまだ、その言葉自体聞いたことがない人が多いのが現実ですので、ねばりづよく、少しずつ推進していく覚悟が必要です。

講義の後の質問で、ESD教育とユネスコスクールの関係、山口県にはユネスコスクールはどのくらいあるのかという質問がありました。

身近なところで宇部工業高等学校が3,4年間文科省のESDの研究指定校として、がんばっておられ、われわれうべ環境コミュニティーがESDをテーマに環境省事業に取り組んだ、平成28,29年度においてもいろいろ連携協働させていただいた由を答えました。

山口県内のユネスコスクールのことはあまりしらなかったので、ネットで調べて見ましたが、やはり山口県内では少なく、全国では小中高、高専、大学等を含め1034校の指定校がある中、山口県では、周南市立太華中学校、防府市立佐波中学校、周南市立和田中学校、山口県立周防大島高等学校の4校のみです。
教育関係者の間でもESDのことをあまり聞いたことがないという状況がなるほどと理解できました。

図が小さくて恐縮ですが、右上の図は、何度か発信させもらっているので、ご勘弁願うとして、右下の図は何となく分かっているつもりのCSについて、光市立浅江中学校での取組紹介の図を参考に上げました。

山口県では、さすが全国のトップクラスの取組をしているだけあって、学校運営協議会のほか、企画推進委員会、プロジェクト部会の三本立てで運営されていることを知りました。

この講義を通して、人類共通の難問である、持続可能な世界の実現に関して、新しい「宇部方式」を世界に向けて発信するという気概を持って取り組みたいという気持ちを伝えたつもりです。

後の質問の中で、
・意気は分かるが、自分達は具体的にどのように協力し、取り組めばいいのかというイメージがはっきりしない。
・その動きに参加するためのとっかかりが要る。また、エコポイントだとか、はつらつポイントがもらえるとかいったわかりやすいインセンティブも要るのでは。
といった意見があった。
今後、徐々に検討を進めたいと思います。

ところで、宇部市も今年度、ごみ減量担当の理事を市民環境部に配置し、重点施策として、「ごみ減量」を取り上げ、“みんなで減らそう!1人1日100g ~最優秀賞には賞金10万円を贈呈~” アイデア募集をしたり、事業系ごみの減量にも力を入れている。

しかし、一般家庭に周知し、実際に減量効果を期待するには、やはり地方メディアの役割が大きく、それなくしては、大きな効果は期待できない。

その意味で、宇部日報社の脇社長が、5月18日の社説に、SDGsのうち、ごみ減量を取り上げて、力を入れてはどうかという提言は大変ありがたく、是非このような機運を盛り上げていきたいものと思う。

若い人達の活字離れが進んでいる中、このような記事の読者は、年配の人が主になろうが、それについては、
銀天エコプラザが管理している環境学習ポータルサイト“うべっくる”を活用して、この拡散力をもっと高める努力をする必要があると考えている。

そのためにはどうしても若い人達のセンスが必要なので、興味を持たれる人は是非連絡していただいて、協力して頂ければありがたいと思います。

(文責:浮田)

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