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新着図書紹介:「地球の洞察」

2012年02月07日

今回も新書を紹介します。

書籍は「地球の洞察」J・ベアード・キャリコット著:小林陽之助他訳です。

「私はツルの沼沢の隠れ場に立って、崇敬の念に打たれて静けさのなかに佇む。そしてこの湿った荒れ地から、アメリカカラマツの上をトランペットのように鳴きわたる大鳥と私とがともに生まれてきたことを思う。(…)この場所はツルなのだ。そして私はツルなのだ。はたして、それは私の夢だったのかもしれない」。

1983年からキャリコットは、ユネスコの委託を受けて、東西の枠を越えた「比較環境倫理学」を研究テーマに、さまざまな国際会議を組織し、論集やアンソロジーを編集してきた。そうした活動を通じて培ってきた研究と対話が、ここに結実した。

西欧の環境思想にとどまらず、ヒンドゥー教、仏教、道教、儒教、禅といった東洋思想や、ポリネシア、北米インディアン、南アメリカ、アフリカ、オーストラリアの先住民たちの大地と生命をめぐる伝統的な自然観をもへだてなく概観し、比較考察する。さらに、ポスト・モダンの進化論‐生態学的環境倫理を構想し、スリランカやタイなど非西洋地域の環境への取り組みにも、熱いエールを送る。

「生態学(エコロジー)にしっかりと基礎づけられ、新物理学によって補強された環境倫理は、世界の多くの土着の思想的伝統と衝突するのではなく、それらと対をなし、補完し合うものになることだろう」。

生物の多様性と文化の多様性は密接に結びついている。21世紀のパラダイムとは、こうした多様性を損なわず、しかもそこに統一と調和をもたらす生態系(エコシステム)の探求である。グローバル時代の環境問題を考えるうえで欠かせない最重要書。

株式会社みすず書房HPより

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