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宇部志立市民大学環境学部第7期生の初回の授業で、地球温暖化の重大性を再認識しました。

2017年05月29日

先週土曜日、初回授業2コマ目で、地球環温暖化防止コミュニケーターの藤野完二先生の「地球温暖化問題から考えること」というお話を聴きました。

その中で、特に印象に残ったデータと、配付された資料から、日頃気になっているマイカーによる二酸化炭素排出量に関する情報を紹介します。

まず1枚目は、日本の平均気温の長期トレンドで、1920年からの90年間で約1℃上昇しています。

二枚目は、山口県の年平均気温の長期トレンドです。
1980年からの30年間で約1℃上昇しています。

一枚目の図でも1070年代1980年代は一旦やや低下傾向があるので、一概に山口県の上昇が全国平均と比べると大きいと強調することはできないかもしれませんが、これまであまり意識していないことでした。

この図は、1コマ目の私の授業「宇部方式のこれから」で、環境問題全般に関して、説明する際、CO2の排出量に関して、補足した図です、

日頃気になっている、マイカーによるCO2排出量について、燃費のいい車でも、5kmも走れば、人のカロリー摂取量の1日分に相当するエネルギーを消費することになります。

4枚目の図は藤野先生の授業で配布された、山口県地球温暖化防止センターで作成されたデータす。

山口県は全国で一番、マイカーによるCO2の排出が多、マイカーは全体の 8.6 %、家庭系のCO2排出量の39.2%を占めることが示されてます。

先の図の全国ではマイカーは全体の6%、家庭系の27%と比較して、確かに大きいことがわかります。

本当の意味での、「サイクル県やまぐち」を意識して、進めなければならないと思います。

最後の図は、北極の表面海水温が冷えることによって、沈み込みが怒り、これが深層大循環の機動力になっているそうですが、温暖化によって、表層海水温が低下しないため、大循環の動きが弱くなることが懸念されていると言うことです。

北極海の氷がとけても海面の上昇はさほどではないが、南極大陸の氷が1%とけても、海水面は60cm上昇するという説もあります。

原発に頼ることとはもとより、風力発電の設置もそう簡単には行かないとすると、われわれも「ゆでガエル」にならないように、地球温暖化問題にもっと真剣に向き合う必要があると思いました。

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