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水環境フォーラム山口の今後に期待することをまとめました。
2017年01月30日
先週土曜日にあった第50回水環境フォーラム山口のパネルディスカッションで、学会が地域でどういう役割を果たすことが期待されているのか、議論しました。
パネリストは、大学側から25年前にフォーラムをスタートされた中西先生、同じく共同で毎年山口市での開催をしていただいている山口県環境保健センターから田中克正さん、環境行政から山野元審議官、関西支部の活動について紹介していた京都大学米田稔先生で、コーディネータは浮田がつとめました。
学会支部山口分科会の活動の目的としては図に示した4つくらいのことが考えられますが、地域が小さくなれば下に示した目的のウェイトが大きくなると思われます。
市民啓発は、学会と言うよりは、行政やNPOの役割かもしれませんが、「環境学」の場合は、市民感覚や要望を理解した上で研究を進めることが求められるかもしれません。
今後のフォーラムの活性化を考える上で、まず50回のフォーラムがどのようなプログラムで行われてきたのか、主に上の2点、発表者の所属と、発表内容について注目して、ふりかえってみました。
その結果を、半分ずつ、次の2枚の表にわけて示しています。
予稿集まで、読み返す余裕はとてもありませんでしたが、全体としては、結構地域の知的財産としても貴重な蓄積になると思われ、PDFかで保存公開することも考えてもいいかもしれない。その意味でも、単に別刷をコピーしたものといったものではなく、発表者は読み手のことを考えた、コンパクトで読みやすい情報発信をこころがける必要があるように思います。
また、どの団体でも、昔のように人員削減や予算削減等で、職員に余裕がなくなってきており、熱心な世話役の世代交代がスムーズに進まないとか、イベントの案内が行き届かないという問題が共通しているようです。
第1回から、第25回までの結果です。
発表者としては、上下水道、ごみ処理、水産、河川技術等、関連他分野からの参加が結構見られ、発表内容も同様です。
第26回から第50回までの結果です。
3回は応用生体工学会、椹野川流域連携協議会、瀬戸内海研究会議とのジョイント開催がなされています。
最近の10年くらいの傾向として、瀬戸内海研究フォーラムのジョイント開催は別として、発表者の多様性は少なくなってきています。
50回分のプログラムの傾向としてまとめてみると、以下のようになります。
もともとこの水環境フォーラム山口が、県内の自治体の下水道技術者からの提案からはじまった経緯も考えると、もう一度今後の方向性を考えてみることは意義あることだと思います。
一般市民目線での感想に偏ってしまうかもしれませんが、廃棄物資源循環学会の支部活動と連携して、ごみのテーマも組み合わせることも大事かもしれません。
このように考えると、最近は講演時間が長めで講演件数は少なくなっていますが、講演時間を短くして、講演件数を増やす方がいいのではとも思いました。
なお、関西支部長の米田先生からは、「山口県におけるこの活動は、コンパクトにまとまり、また、山から海域まで、豊かなフィールドがあり、関西にはない良さがある。環境行政の方々が多く参加されていることも珍しい」との感想をいただきました。
また、あとの懇親会で、ある民間の方から、「受講証明書・参加証明書」を発行してもらえば、参加しやすくなるとのアドバイスいただきました。
以上、勝手な意見を申し上げましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
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