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里山ビオトープ二俣瀬ワークショップ 第3部グループワークの報告

2016年11月27日

午後の部の第2部は環境省プロジェクトのアクトビレッジおのWG関連で、「里山ビオトープ二俣瀬をどう維持しし活用するか」について、30名が4グループに分かれて、議論しました。

写真は第一部の講演の終わりに、大濱先生が「人を呼ぶためには、そのための新しい企画やしつらえがたえず必要である」ことを、小売業の場合を例にとって感想を述べられました。

司会の方からは、「里山の活性維持のためには、非常に大きな力が必要で、本来の農林業で生活ができて、そのために必要なこととして、必要な維持管理がなされてきたのではないか。小売業と同列に考えるのはふさわしくないのでは。」というコメントをし、引き続いてのグループワークに議論を持ち越しました。

グループワークでは、二つの高校の若い人達をできるだけ均等に4つのテーブルにわかれ、次の2段階で議論を進めました。
(1)本然活動に参加して、感じたこと、学んだこと  (2)里山ビオトープ二俣瀬の維持活用に自分としてできること

第二段階の、保全活動に参加して感じたこと、学んだことについては、
①維持管理作業が大変手間のかかるものであり、若い人も少ないようなので、大変であることをそれぞれ実感した
②ビオトープの自然は草が生えたり、外来種が増えたり、樹木が大きくなったり、土が池に堆積したり、変化していくことを学んだなど、
その一方で、
③多勢の多様な人達と協働作業をすることで、いろいろな考えに触れ、勉強になった
④多勢の人が参加すると、仕事がはかどる、自然の中で体を動かすと気持ちがいい。授業では学べない、ことを新しく学ぶことができる
といった肯定的な意見も多かった。

これまでビオトープの建設から維持管理に携わって来られた方のモチベーションはという質問が高校生から出されたが、それぞれ、社会に役立っているとの気持ち、リタイア後の生きがい、自然のすばらしさ、子どもと殺生できること、自然を知らない子ども達に体験させるおもしろさといった答えがあった。

高校生の諸君に各グループ議論の内容をまとめて紹介してもらったが、大人の意見をすぐには理解できないこともあり、発表の内容について、グループで話し合うことも重要であると感じた。

第二段階の、自分としてできることについては、こうありたいということと、自分がやることに、区別がついていない意見がかなりあったので、今後は、この点はしっかり区別して、ポストイットの色を変えて書いてもらうことや、自分でできることのうち重要な部分については、署名を入れるなどの工夫が必要であると思われた。

里山ビオトープの活性化の方法については、
①PRを工夫する。市民向け、若者向け、学校向け、行政向けなど。手段としては、SNS(ツィッターやLINEを含む)を利用する、所在がわかりにくいので、道に幟を立てる、など
②維持管理作業の参加者を増やすには、魅力あるイベントの開催、より積極的な会員募集、学校単位への呼びかけ、企業への協力要請、など
③ビオトープの魅力度を上げるためには。
イノシシ肉のジビエ、バーベキュー、キャンプ、水車修復、ビオトープの思い切った初期化、気楽なハイキングコースの普及、環境学習の場としての居続け、などの提案があった。
④意外に地元関係者の参加が少ない印象があり、地元のふれあいセンター、地元自治会、小中学校、市の行政関連部署などへの理解を深めてもらうための働きかけも重要である。
⑤今のビオトープをどう変えていくのか、初期化してはどうか、ビオトープなしでも大丈夫な未来
等の意見が出た。

里山ビオトープ二俣瀬をつくる会の方々はこれまで、本当によくやられてきた。実際は広報活動も、ホームページ、フェイスブック、ビオトープ便りの発行など、しっかりやられてきている。年間行事についても、多様なプログラムを実践されてきている。

魅力あるイベントを開催するにも、非常に大きなエネルギーが必要であり、世話をする側のマンパワーが不可欠である。

やはり、新たな会員の補充育成、継続的な維持管理体制の確立が最重要な課題であると思われる。

自分達でできることの中では、1)会員になる、2)維持活動にできるだけ参加する、3)PRに協力する、4)関係各機関への働きかけをする など、前向きの姿勢も多く見られた。

反省点として、グループワークのやり方についても、テーマの設定、意見の集約の仕方などについて、さらに工夫が必要であると感じられました。

当日お世話になった、里山ビオトープ二俣瀬をつくる会の方々に厚く御礼申し上げます。

(文責:浮田)

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