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小野湖の清掃に関連して 続報です。
2016年08月24日
今朝、鉄団子を撒いてられるSさんからSMSがあり、厚東川に、ハマグリやウナギがいて、シジミも好調と行った情報でした。
筆者は鉄分が水系生態系の生産にとって、非常に重要であると感じていますが、なかなか科学的な証拠をきちんと提示することまでなされていません。
関連しますが、小野湖の各入江には、ヨシの切れ端や流木が一番量的には多い堆積物です。本来、これらは、大水の時に下流まで流され、海に行き着くのが、自然と思われますが、ダムがあると、ダム湖にとどめられてしまいます。
8月から9月に、ダムサイト付近の水深の大きい底層部でも水温が上がり、有機物の分解が盛んになると、無機化した栄養塩が溶出し、底層の溶存酸素濃度が低い状態では、鉄分やリン分も高濃度な状態になっています。
この水質分布についても、同時期の宇部短期大学感興科学研究所のデータから見ていただくことが出来ます。
ごみを清掃する場合も、やはり人工的なごみの回収を優先して、自然物は湖内で徐々に分解させ、栄養塩の豊富な底層水を、この時期に少しずつ、下流に流すことによって、海に不足しつつある、鉄分やリン分を、供給することを。考えるべきではないだろうかと思います。
秋になって、表面の水温が低下し、上下の温度差が亡くなりますと、水が循環して、栄養塩が上に持ち上げられ、植物プランクトンに吸収されて、ダム湖の水質悪化につながると言うことで、現在は、全国的に底層に酸素を供給して、徹也リンの溶出を防ぐ、水質改善対策がとられることが多いです。
皆様はどう思われるでしょうか。
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