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環境省による大気排出水銀調査のデータです。
2016年05月08日
このほど発表された環境省の水銀大気排出実態調査の結果です。参考にしてください。
(http://www.env.go.jp/press/files/jp/102723.pdf)
石炭火力発電所、金属精錬炉、廃棄物焼却炉、下水水汚泥焼却炉などが調べられています。
まず石炭火力発電所ですが、当然石炭の種類により燃料中の水銀含有量自体も異なりますし、排ガス処理方法に寄っても異なります。
グラフはヒストグラムの形で示されていますが、施設の大半(60%)は1μg/Nm3以下であることがわかります。
次に、非鉄金属精錬炉ですが、原料の鉱石の水銀含有量により異なりますが、一次精錬では、亜鉛精錬が濃度が高い傾向があります。
リサイクル原料を試用する二次精錬では、亜鉛精錬や鉛精錬で濃度が高いです。
電池に水銀電池が含まれたりするためでしょうか。
http://www.env.go.jp/air/suigin/kentoukai2015/ref01_27_3-1.pdf
産業廃棄物焼却施設では医療廃棄物や、木くず焼却炉でやや濃度が高いところがみられます。木くずになぜ水銀が含まれるかは明確ではないですね。、
一般廃棄物焼却施設の場合は、1~5μg/Nm3ぐらいが多いですが、水銀体温計や水銀電池の混入などが原因になるでしょう。
最後に下水汚泥の焼却施設ですが、やはり排ガス処理が高度なほど、排出濃度は低いようです。湿式集塵(WS)だけでは十分ではないようですね。(Uk)
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