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廃棄物資源循環学会の評議員会に出席しました。

2016年04月10日

廃棄物資源循環学会は会員数2200名くらいの小さい学会で、評議員として年一回意見を言う機会があります。その中で、
・若手の奨励のために全国大会では優秀発表者を増やした方がいい
・支部活動を県レベルで活発にして、大学と県の研究機関等との連携を図るとよい
・会員へのサービス向上の意味でも、学会ホームページの充実が重要であり、職員の奮起を求めたい
・経常収支の赤字を、事業受託の収入で補足している状況があるが、業務に携わる理事等の負担が大きい。
・法人会員の期待するものと、個人会員の期待するものどう違うのか、それらに適切に答えられているのか。
 などの意見があり、学会でも一部の理事等に相当な負担がかかり、若手の後続があまりない状況にあるようです。理事立候補者が定員を超えなかったこともその反映かもしれません。

 また事務局の資料説明のなかで、学術雑誌のインパクトファクターの話があり、久しぶりに自分でも後で調べてみました。むかしから少しなじみのある雑誌類を並べてみましたが、Elsevierなど専門の組織が発行元になっている雑誌は、当然戦略的に優れているのでインパクトファクターが高くなります。とても小さい学会では対応できない問題のように思えます。国内的に実質的価値のある学術誌でもインパクトファクターがついていないものが多く、もっと国として、戦略を練るべきではないでしょうか。
YahooやGoogleの検索で、雑誌名を入れ、ヒット数を調べるのも一つの影響度の評価になると思いますが、名前によっては当然課題になるので要注意です。

 いずれにしても、このように直接に生の情報を得ることができることは大変有意義なことですね。
 翌日、モノレールで帰るとき、運河に桜の花びらが水面に見られたが、ポイ捨てに帰因するプラゴミなどが非常に少ないことに改めて気づきました。この点は意外に地方の方が問題かもしれません。

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