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宇部環境セミナー「エネルギー新時代を探る」 に出席しました。
2016年02月28日
2月27日(土)午後は、シルバーふれあいセンターで行われた宇部環境セミナー「エネルギー新時代を探る」 に出席しました。ほぼ満席に近い人達が参加していました。
第1部の基調講演では、まず東京大学教養学部客員准教授の松本真由美先生が、「電力自由化に向けて」、非常に広範な内容を体系的に詳しくまとめて紹介していただきました。
消化し切れていないところもあり、とても全体を紹介しきれませんので、ごく一部だけの紹介になります。
・日本のエネルギー自給率は2012年原発が停止中でわずか6.3%であること。
・再エネ率は12.2%で、とくにFIT導入後、太陽光発電が560万kWから2014年末では2330万kWと伸びがいちじるしく、ドイツ、中国に次いで世界3位になっていること。
最近はアメリカはオバマ大統領がシェールオイル、ガスとも絡み。温暖化対策を重視して、また中国もPM2.5を考慮して、石炭火力を減らす方向であるとされ、石炭火力についてはこれからも国際的な圧力がかかるのではないかとのこと。
この4月から電力の小売り自由化が始まるが、この動きは2000年3月~段階的にすすめられてきたもので、今回は一般家庭を含む50kW未満の商店や住宅への電力小売りを自由化するもの。
悪徳な業者の勧誘に注意すべきことも話されました。
再生可能エネルギーによる市民出資型の発電事業の全国各地における実施例について、数多く紹介していただきました。
やや遅ればせながら、われわれの周辺でも再度動き出しつつある、市民共同発電の会社設立の動きに関連した説明もあり、最後に、いまは、地域エネルギービジネスを通して地域を元気にする粋なチャンスである、みんなで知恵出し合っていくときであると結ばれました。
会場からの質問では、FITによる買取制度で、一般の電力料金が上昇し、不利益を受ける国民にしわ寄せが来る問題点について、指摘され、新たな技術開発に期待しなければならないという事も印象に残りました。
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