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越境大気汚染衛星画像データベース
2015年12月07日
これから大陸から西風に乗ってPM2.5、黄砂といったものがやっくる季節になってきました。
今月から中国大陸から飛来する微小粒子状物質「PM2.5」などの大気汚染物質や、黄砂の飛散状況を人工衛星画像で閲覧できる東北大のインターネットサイト「越境大気汚染衛星画像データベース」(https://tapsidb.cneas.tohoku.ac.jp/)が解説された。
太陽光の反射の違いなどを利用して、雲や黄砂、PM2.5などを見分ける手法を開発し、サイト上の画像では大気汚染物質や煙を黄色、黄砂は赤色で表示し、汚染状況を可視化したとのことです。
画像は毎日更新され、氏名などを登録すれば無料で閲覧できる。
サイトを運営している工藤教授(環境情報科学)は「生活情報として役立ててほしい」と呼びかけておられる。
さっそく登録して12月7日16時現在の様子を見てみた。
そしてその画像に対してのコメントが下記の様に記載されていた。
*現状
華北平原の高気圧の下に高濃度の大気汚染物質が滞留しており、一部は渤海に流出し始めています。
*今後
高気圧の移動に伴って日本などに大気汚染物質が飛来する可能性があります。
注)本コメントは研究目的に独自記載しているものであり、環境省および気象庁による発表ではありません。
※気象庁「実況天気図」もしくは「日々の天気図」を加工して利用しています。
東北大学東北アジア研究センター工藤研究室
先に開発され、運用されている「大気汚染粒子予測」(九州大学)などとともに活用すれば素人でもかなり正確な情報を得ることが出来るのではと思う。(P)
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