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ときわ公園に見学者を増やすもうひと工夫

2015年11月05日

久しぶりに熱帯植物園に行きました。

入場料は無料でしたが、ランの花もきれいでした。

熱帯植物園、なかなか良く管理されていますね。

現場で作業している方に聞くと、この白いハイビスカスの花は、いい香りがするというので、かいでみると、その通りでした。

サボテンのコレクションでは、日本有数で、同行したF氏によると、サボテンの生産、輸出国として知られる韓国からの見学者も多いと言うこと聞きました。

ミュージアムの人に伺うと、韓国からのお客が1万人近くいるとのこと、また検疫の関係で、サボテンをお土産としては持って帰れないということでした。

今日の新聞にも、山口・宇部~韓国仁川の定期便のことが載っていましたが、韓国空のお客さん1万人が飛行機で来てくれればと思います。しかし実際はフェリーで来て、バスで萩などに向かうコースで、かなりあわただしく見学されるそうです。

入場料100円くらいの値打ちは十分あると思いますが、1万人だと結構な収入になりますね。

ときわ公園は、平成24年度に次世代エネルギーパークに指定され、太陽光発電、風力発電、BDF清掃車、電気自動車、ソーラー浄水装置のほか、ミュージアムの木質ペレットボイラー、遊園の地中熱冷暖房システム、EV充電ステーション、小水力発電、などが整備されつつあるようですが、北九州市の次世代エネパークに比較すると、県外から見学者を呼べるようなセールスポイントが不十分な印象です。

ひさしぶりに、今回同行したF氏から、ときわ湖の南部分を、「様々な水質改善技術の常設展示場にすることで、日本各地や中国や韓国から、見学客を呼べるのではないか」というアイデアを聞きました。

現在も、宇部工業(株)による、風力発電と太陽光パネルをつけた底層水質浄化施設が設置されていますが、白鳥がいなくなった後でも、写真のようにまだかなり汚れていますし、先日の県の環境審議会でも、「環境基準COD5mg/lがずっと守れていない、なんとかしなくていいのか」という意見も出ました。

ときわ動物園の森林ゾーンも評価されていますし、次世代エネパークの強化とともに、もう一工夫して、こういった付加価値を付けることで、見学客を呼べるようにすることは、なかなかいいアイデアではないかと思います。

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