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今日は総合学術誌『ネイチャー』の創刊日
2015年11月04日
今日、11月4日はあの有名な権威ある総合学術雑誌「ネイチャー」が創刊された日です。
1869年創刊であるが、当時すでに類似の定期刊行物はいくつも存在していた。
しかし、他の科学誌とは違って、討論を挑んだり議論を呼び起こすものとして特色を示し成長していったものとのことです。
現在では世界で最も権威のある学術雑誌のひとつとされており、主な読者は世界中の研究者となっています。
この雑誌に論文が掲載されることは研究者にとって一つの大きな目標になっています。
最新版の総合学術誌「ネイチャー」の表紙です。
当時、日本ではあまりなじみのない学術誌でしたが、なんとこの「ネイチャー」にこれまで一番多くの論文が掲載された人物が日本人だということです。
その人物は南方熊楠(みなかた くまぐす、1867年- 1941年)で、生涯にわたってネイチャーに掲載された熊楠の論文は51本にものぼるそうです。
南方熊楠は和歌山県に生まれ、東京での学生生活の後に渡米、さらにイギリスに渡った際にロンドンの天文学会の懸賞論文に1位で入選し、大英博物館東洋調査部に入ったとのこと。
そして資料整理に尽くし、人類学・考古学・宗教学などを独学するとともに、世界各地で発見、採集した地衣・菌類に関する記事を、科学雑誌「ネイチャー」などに次々と寄稿したとのことです。
日本ではちょいと毛色の変わった学者として通っていますが、世界に幅幅広く活躍された方です。
アメリカ滞在時代の南方熊楠の写真です。(P)
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