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ぼちぼち柿のシーズンです

2015年09月06日

 食欲の秋の代表的な果物と言えば柿、ちょっとしたお庭のある家では庭先に橙色に枝もたわわに実った柿の木を見かけることは良くあります。

 そんな身近な柿の木の原産地は中国の長江流域で、奈良時代頃に日本へ入って来た様です。

 熟した果実は食用とされことはもちろんであるが、柿は捨てるところが無いほど有用な木です。

 まずは実、昔から「柿が赤くなれば医者が青くなる」と言われており、殺菌作用やタンパク質凝固作用があるため、下痢止め、便秘の解消といった整腸作用、血止め、しもやけ、やけど、解熱や風邪の薬として用いられていたようです。

 また、ビタミンCが多く含まれていること、利尿作用があることなどから、二日酔い防止になると言われています。

 また。実はタンニンを多く含み、柿渋は防腐剤として用いられているほか、木工品や木材建築の塗装の下地塗りにも用いられている。

 更に紙に塗って乾燥させると硬く頑丈になり防水機能も有するようになるため、以前はうちわや傘、紙衣の材料として用いられ、現在でも染色の型紙などの紙工芸の素材として使われています。

 塗料としての柿渋はシックハウス症状を起こさない塗料として見直されつつあります。

 柿渋はまた染色にも用いられ、出来上がりの茶色の色合いが柿渋染めとして好まれている。

 そして葉は茶の代わりとして加工され飲まれている。

 木質は緻密で堅く、家具や茶道具、桶や和傘などの材料として利用されている。

 かつてはゴルフクラブ(ウッド)のヘッドに柿材が多く使われていました。

 そんなことで柿の木はまさに捨てるところの無い、環境に対しては優等生の木です。

 日本での柿の生産は20万7500トン(2011年度実績)、で都道府県で見るともっとも生産量の多いい県は和歌山県で4万7200トン(23%)、二番目は奈良県で 2万8600トン(14%)、三番目は福岡県で1万5300トン(7%)だそうです。

 これから庭先、そして店先を彩る多種の柿、口にしながら上記の様なことを思い出していただきたいものです。(P)

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