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気象災害を科学する

2015年02月24日

 学習館の蔵書として入手した新刊書を紹介します。

 タイトルは「気象災害を科学する」です。

 最近のめまぐるしい科学技術の進歩で気象の変化は細かくリアルタイムで専門家だけでなく誰でもインターネットで見ることができるようになってきた。

 しかし、気象災害による犠牲者は一向に減る様子もなく、災害地では被災者が不意打ちを食らうように災害に襲われている。

 なぜ、進んだ科学技術の力で未然に防ぐことができなかったか。

 日本で発生した気象災害の事例をふまえて、激しい気象や気象災害はどういうメカニズムで発生するのか、予測はどこまでできるのかを解説し、命を守るために私たちがするべきこと・考えておくべきことを紹介している。

 著者:三隅良平

  1964年福岡県生まれ。

 防災科学技術研究所観測予測研究領域「水・土砂防災研究ユニット」副ユニット長、総括主任研究員。筑波大学生命環境系教授(連携大学院)。名古屋大学大学院理学研究科大気水圏科学専攻、博士後期課程修了。理学博士(名古屋大学)。科学技術庁防災科学技術研究所、文部科学省研究開発局開発企画課などを経て、2013年5月より現職。

 専門は気象学(雲物理学)で、災害を引き起こす激しい雨の発生機構や、降雪粒子のモデル化について研究している。

 (出典:amazonHPより)

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