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環境サロンの特別企画「渡辺祥子さんと夢を語る」がありました。

2013年03月10日

日本を美しくする会の山根好子さんからのご紹介で、仙台のフリーアナウンサー渡辺祥子さんのお話を「環境サロン(世代間の対話)」の特別企画として、伺うことができました。 渡辺祥子さんは始めラジオのパーソナリティをやっておられたので、言葉には随分敏感になられたとのこと。傷つく言葉、慶びを感じる言葉があり、自分で後者がより大きいことが分かって、朗読・講演の道に入られたそうですが、2年前の3.11は自分にも大きな影響を与え、震災直後は一時、語り手としての無力さを感じたが、やっと西日本の4人の知り合いに手紙を書き、そのうち一人が山根さんだが、2011年5月にはすでに宇部で講演会が開かれた。今は拡がって大きな力になってきている。一人の小さな手、何できないけど、みんなの手と手をつなげれば、何かできる・・・という本田路津子の歌にもあったように、小さな一歩を踏み出すことが大事、そして継続が大事ということである。
名取市閖上小学校の菊地里帆子さんの、3.11の星空についての、あるいは、ありがとうの作文が朗読され、小さな星々が励ましてくれたこと、友達のキーホルダーの小さい明かりで、10人の友達とトイレに行ったことから、たとえ太陽がなくなっても、自分は大きな明かりにはなれないかもしれないけれど、誰かを照らす小さな太陽になりたいと思ったことなど素晴らしい文章でした。
祥子さんは、停電で真っ暗になり、不安な夜を過ごす間に、「これまでの生活はこれで良かったのか、なにか考え直す必要があるのではないか」と感じられた。復興は急がなくてはならないが、そのことを風化させてはならないという気持ちを持っておられることはすごく大事なことである。

小学校の先生のお話:五年生の担任の生徒のうち、服装などのきちんとしない生徒が目について、あまりいい評価をしていなかった。ある時、低学年時の評価を探して読んでみたところ、もともと良くできる子だったのに、二年生の時か母親が病気になり、三年生の時に母親が亡くなられ、四年になって父が酒によって暴力をふるうようになる。それに気がついて、学校に残らせ、勉強をさせた。生徒は元気になり、しっかり勉強するようになった。先生は自分にとって神様ですと感謝の手紙をもらい、六年生の時かは香水をプレセントしてくれた。それをつけて家庭訪問に行ったとき、先生に抱きついてきて、お母さんのようでなつかしいといったとのこと。彼は、医学部に入り、医者になってから、「僕はお父さんから暴力を受けた経験があるので、患者の気持ちが分かる医者になりたいと思います」という手紙が来たそうだ。
今回教育委員会の後援もいただいて、市内の全小中学校に案内を出し、高等学校には直接訪問して案内しましたが、残念ながら生徒達は一人も集まりませんでした。やむをえず学習室で勉強している生徒を無理やりリクルートし、ほぼ半分、5人が参加してくれました。

お話の後、彼らから「今までこういう話を聞いたことがなかったが、やはり何のために勉強するのかを考えて、将来は何か人のために役立てる様になるために勉強しようと思う。」「いままで、随分震災のニュースなども見ていたがもう一つよく分からなかった。今日お話を聞いてよく分かった。」「がれき処理を拒否する人たちがいるが、やはり受け入れて、復興に協力しなくてはと思った。」などほぼ参加して良かったという感想を持ってくれた。直に生の声を聞くと言うことはすごいことなんだと思い、また若い人の感性も捨てたものではないとうれしく感じました。今日は実のある世代間の対話ができたことを感謝します。なお放射性がれき処理の反対については、誤解もあるので、こちらから反対の理由を説明させていただいた。

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