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2月11日に開催された生物多様性市民会議の報告です。

2020年02月14日

2月11日、今年度の宇部市生物多様性市民会議が小野ふれあいセンターにおいて、 
開催されました。

 宇部市の環境政策課による生物多様性総論、趣旨説明があり、次いで、北部地域振興課、農林振興課から、3つの重点プロジェクト、「うべの里に住もう」、「山にお帰り」、「農家になろう」に関連して、うべの里アートフェスタの活動、有害鳥獣対策および、様々な就農支援制度についての説明があった。

 宇部市生物多様性地域連携保全活動計画はH24年度制定、H29年度見直しが行われていて、以下でその内容を参照できる。
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/boshuu/kankyoseisaku/documents/3_1.pdf

 生物多様性保全と里山環境を守る関係について説明された。Action1~5 地元食材を食べよう、地元の文化にふれよう、つたえよう、守ろう、えらぼう、参加者それぞれが、どうかかわって行動しているのかについて、チェックシートも配布された。

次いで、北部振興課から、うべの里に住もうプロジェクトの説明がなされた。 

具体的な取り組みとして、地域間交流の促進と移住・定住の促進があり、前者では2年に一度開催されている、うべの里アートフェスタなどのイベント開催、後者では移住・定住サポートセンターによる情報発信や支援などが行われている。

うべの里アートフェスタは2年に一度開催されていて、様々な工夫がなされ、年々その規模も大きくなり、参加者も3万人以上に増加している。

空き家情報等は住宅情報バンクとして宇部市のHPに開設されています、
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/machizukuri/uij/bank/hokububukken.html
空き家については、いい物件はすぐ売れる傾向があるそうです。

続いて農林振興課による、就農支援等に関する説明では、まず近年の農業従事人口の減少がかなり著しく、高齢化率は75%となっている現状が述べられ、新規就農者の育成、集落営農法人の設立、法人の農業参入が取り組まれている。

集落営農法人とは、農業生産過程の全部又は一部について共同で取り組む組織をいいます。
農業用機械の購入、ハウス等の施設整備についての補助制度、農業法人への支援、耕作放棄地解消対策事業補助金など、様々な新規就農支援の制度があるようです。

宇部市の有害鳥獣として対象にされているのは、イノシシ、サル、ヌートリア、タヌキなど哺乳類7種と、カラス、ドバト、カワウなどの鳥類5種である。

通報件数は地域別には、やはり人目が多い西岐波、東岐波、西宇部、藤山などで多く、H30年度は480件、うちイノシシが202件と最も多く、サル94件、ヌートリア82件もかなり多い。

左下のグラフは、農林作物等の被害状況が示されているが、H25nenndoikou かなり増加傾向にある。H30年度31540となっているが、単位は読み取れない。宇部市鳥獣被害防止計画*によると、H27年度は 2457万円になっている。
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/machizukuri/sangyou/yuugaityouzyuu/documents/bousikeikaku2017.pdf

鳥獣被害対策として考えられている3つの柱は①個体群管理、②侵入防止対策、
③生息環境管理 である。

有害鳥獣捕獲実績の推移が右上の図に示されている。
総数は800~1000でやや増加気味である。そのうち、青い棒グラフのイノシシが大部分を占めている。

イノシシ肉やシカ肉はジビエとして食用に供することもいいと思われる。ジビエを扱う屠場等は全国で630のうち山口県は13か所あるとか。

今回初めて、北部振興策や里山の保全再生に向けての行政の取り組みを聴いて、よい勉強になりました。

参加者から・人が入らないから、けものが出てくる。農林業の維持が不可欠である。
・JAの果たしてきた役割は大きい。行政とJAとの連携はないのか。
・シラサギなど少なくなったように思うが。
といった質問や議論があった。

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