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11月23日阿知須で開催されたクロツラヘラサギ国際シンポジウム続報です

2019年12月01日

クロツラヘラサギの生存を脅かす要因として、山羊による悪影響は特殊な例かも知れませんが、その他、重要な要因として、埋立等による開発の影響、営巣地の過密による過当競争、釣り針やプラスチックの影響、天敵による捕食などが上げられました。

衛星追跡研究の結果として、
・2009年から2019年に100以上の韓国西海岸の島で発信機装着
・移動ルート、中継地、越冬地を確認し、右上の図に示されるように、
・大部分は効果を超えて中国本土に。上海、杭州など中国沿岸は最重要。
・埋めたてられた養殖池や感潮部が越冬地として好まれるようである。

韓国での取り組みの成果として15年間で繁殖件数は12倍に増加し、取組の成果が現れているとされました。

今後の課題として、フウロウやオオワシ、ネズミやネコ等による食害や、人間の開発による影響、釣り針などの影響についても考える必要があること、また
移動ルートや越冬地に関しても、より一層の情報交換や理解が必要であること、捕食生物や人間の開発による影響、釣り針に影響なども今後の課題であるとされました。

李先生は豊富なデータを示されましたが、門外漢でもあり、すべてつてることができません。ご興味ある方は、たとえば以下のサイトなど見て下さい。https://www.researchgate.net/profile/Kisup_Lee2

さて3題目の話題提供は、台南野鳥の会の郭 東輝 先生でした。

台南市周辺にはマングローブ林や、干潟浅海部など豊かな湿地環境があり、19C末以降の歴史を含めた興味深いお話でした。

右上: 1989年前後のクロツラヘラサギの越冬期の視認個体数をまとめたものですが、総数288のうち台湾が150、ベトナムが62、香港50、中国本土15、韓国6、日本5以下でした。

台湾における保護活動は1919~1993は1100haを主に塩田として使われていたところを北半分を工業団地として、利用されるようになり、南半分515haを野生生物保護地域として残されたということです。

2002年にはさらなる対策がとられ、国と台南市は重要な野生生物生息エリアとして晋文渓の北側に634haを設定した。さらにBFS保護区300haが設定された。

その後、2009年には台江国家公園が39310haの広い地域に設置された。
晋文渓を台南市中心部に近いエリアと、北側にもクロツラヘラサギの避難場所が拡がっている。最近はむしろ北側の方がメインの生息地になりつつあるとのこと。

なお、養魚地としても利用されて、最近は太陽光発電も一部で行われているようであるが、野生生物保護区、避難所、国家公園による管理や市民への環境やこども達への環境学習、エコツァーの受入などを推進していくとされた。

下記のYoutubeで、台江国家公園の風景や雰囲気を見ることができます。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=173&v=1Mxn-9NxyfU&feature=emb_logo

BFSの生存に対する驚異として、気候変動、太陽光パネル、ボツリヌス菌感染が上げられた。また重点課題としては、生息環境の整備、養魚池との共生、メガソーラーの代替措置、国際協力、市民参加等が上げられました。

最後に、クロツラヘラサギは生態系の傘種であり、これらの生存が確保できると言うことは、生態系下部の持続性も確保できると言うことは印象に残りました。(次に続く)

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