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10月26日山口大学ホームカミングデーに行き、土井が浜人類史ミュージアム館長のお話を聴きました。

2019年11月01日

10月26日山口大学ホームカミングデーを兼ねて名誉教授会である淡交会に参加し、学長より、大学の現場について説明を受けました。なかで驚いたのはある国際評価機関が行ったSDGsに関連した地域貢献力の評価で国内4位の評価を受けたそうです。中国四国九州ではトップと言うことでびっくりです。

特別講演をされた松下孝之さんは山口大学理学部出身で考古学の理系分野の専門家として長崎大学で研究にあたられた後、土井ヶ浜遺跡の研究成果が体系的な報告書としてまとめたいとの思いから大学をやめられて土井ヶ浜ミュージアムに赴任されたとのこと。

まず、土井ヶ浜遺跡の重要性について話され、中学時代の教科書に登呂遺跡と土井ヶ浜遺跡の二つが載っていたのが非常に印象に残っているとのことだった。埋葬のしかたにも色々あるようだが、骨は甕に入れられている物は別として、酸性土壌では徐々に溶けて保存性がよくない。幸い山口県は石灰岩が多くアルカリ性の土壌では、保存性がいいそうである。沖縄なども珊瑚礁のために残りやすいとのことである。土井ヶ浜はきれいな砂浜だが、貝殻も多く保存性がいいらしい。貝塚も残りやすいと言われる。

土井ヶ浜遺跡は1953年に発見され、人骨が208体発掘された。その後発見されたものを加え現在は300体の弥生人骨が発掘されている。松下館長は、赴任されてから紀元前5世紀~起元3世紀前半の約750年間の弥生時代の墓の遺跡を自ら調査された結果も含めて、分厚い報告書を4冊まとめられている。角島大橋ができて100万人の客が来るようになったが、残念ながら土井ヶ浜ミュージアムへは1万人とのこと。

骨相や、埋葬法などから、九州周辺人の特長について話されたが、スライドにあるように①北部九州山口タイプ、②西北九州タイプ、③南九州・南西諸島タイプと、結構地域差があるようである。①は縄文人の特徴が乏しい縄文系弥生人、②は縄文人の特徴が濃い渡来系弥生人、③は特徴がはっきりしない
土井ケ浜弥生人は、顔が長く、顔面は扁平で、高身長だが、すぐ隣で見つかった人骨は
鼻根部が深くくぼんで彫りの深い広めの顔で慎重は低めの縄文系弥生人だった由である。https://enkieden.exblog.jp/26172332/

最近はDNA分析が進んでいるようであるが、演者も収集した骨のミトコンドリアのDNA分析をいち早く活用されたようであるが、これについてはあまり詳しく触れられなかった。

ネットで調べて見ると、現在のいろんな国の人のDNAを調べてルーツを探る研究が盛んなようだが、そう簡単ではないようだ。父から息子につながっていくY染色体の研究で、日本人はバイカル湖畔、華北、長江を経て、弥生人になったO系統が5割、同じく華北から南下して縄文人になったD系統が3割という説がある。
山東省に行ったときに聞いた徐福伝説(2200年前)、貴州省に行ったときに聞いた、長江を下って、日本にまで渡った人達がいるという話、との関係はどうなっているのかなと思う。

歴史の話はこのくらいにして、骨と健康のお話も面白かった。
顔の骨相は食生活等の影響を受けて変化するという。現代人の顔は随分昔の日本人とは異なってきているそうだ。あごがとがり、顔が細長くなり、歯並びも悪い人の割合が多くなっているそうだ。
前半の頭蓋骨の形から、縄文人、弥生人の違いが分かると行ったお話とは、一件矛盾するようだが、その昔は、食生活など生活パターンが短期間の内に激変すると言うことはなかったのだろう。

骨は、体の市中、内臓の保護、ミネラルを蓄える、血液・リンパ球を造る機能、ほか骨ホルモンを分泌することもあるようだ。
先日、別の方から、骨を健康にする体操として「かかと落とし」がいいと聞いたが、この講演でも、つま先立ちして、ドスンと落とす運動(1回上げて更に上げて落とすといい)を30回を1セットとして、1日3セットを続ければ、糖尿病予防、アンチエイジングなどの健康効果があるそうだ。

歯を大切にして、よく噛み、ゆっくり時間をかけて食べることを心がけ、健康を維持することが、、個人的にも、社会全体としても非常に重要であるとされた。

最後に山口大学の全てが分かる、ホームカミングデイでもどこを訪れていいか分からない。大学博物館を建設したらどうかとの提案があった。HPを充実させることでもある程度代用できるという考え方もある。大学も、経営状況が年々、苦しくなっているようなので、いずれにしてもむずかしいだろうが、環境DNA研究センターができたこともあり、考古学DNA研究センターも合わせたものを創るのもいいかもしれない。

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