最後のアサギマダラ?
2014年10月30日
蝶の数え方は匹(ひき)なのか羽(わ)なのか、よく考えずに、羽があるからと羽を使い、後日調べてみたら、そんな簡単なことではなく、常識のなさに、「額に汗」となりました。
動物学上、正しくは「頭(とう)」で、「匹でも可」のようです。
少なくとも、鳥の羽とは異なるので、蝶に「羽」は間違い。昆虫のはねは、「翅」。
蝶が1頭、2頭・・・、何だかピンときませんね。
以前、オーストラリア人女性に英会話を習っていたことがあります。
ある日、彼女が私に、「日本の蝶の数え方は、1匹(いっぴき)、2匹(にひき)、3匹(さんびき)、4匹(よんひき)、5匹(ごひき)、6匹(ろっぴき)・・・・ですよね。この『ひき、ぴき、びき』がとてもややこしいのですが、どのようなルールに基づいて使い分けられているのですか?」と聞かれたことがあります。
答えられませんでした。
学校で習ったっけ・・・?
今年たくさん飛来してきたアサギマダラの数を今朝確認したところ、ミュージアムガーデンと本館下合わせて、2匹しかいませんでした。
最後の2匹なのでしょうね。
2匹だけで、海を渡っていくのだろうか?
大丈夫だろうか?
ふと、心配になりました。(D)
気のせいか、それとも個体数が減ってきたせいか、かなり警戒心が強くなっているような気がしました。何気ないこの写真一枚撮るのも、結構苦労しました。
この美しい水色の翅を見れるのも、あとわずかです。