つぼみ
2013年02月09日
つぼみ。
何となくふわ~っとした気持ちのいい言葉ですね。ほのかな灯りを感じます。
つぼみを辞書で引くと、「花のまだ咲き開かないもの」「将来が期待されるが、まだ一人前でない年頃」と、ありました。
「花がまだ咲き開かない」は、ともかくとして、「将来が・・・」については、「ん~」っと、思わず我が身を振り返ってしまいます。その年頃ではないのですが・・・。
熱帯植物室に、楽しみなつぼみが出てきました。
一つは、「今年も咲いてくれるだろうか」と、ずっと心配していた花「ヒスイカズラ」です。
この花を見るために、市内外・県内外からお客様がいらっしゃいます。すでに房の形をしたつぼみが数個ついています。
もう一つは、「ウコンラッパバナ」です。花が開く時に「ポンッ」と、音がするそうです。 よほどの幸運が無ければ、開く時にタイミング良くその場にいることができず、音を聞いたという職員もあまりいません。
今年こそは音を聞くぞと構えていますが、どうなることか・・・。
他にも、「オオバナカズラ」や「テロペア」など、楽しみな花のつぼみが一杯です。
間もなく、私達を楽しませてくれることでしょう。 (D)
「ヒスイカズラ」のつぼみです。このブドウの赤ちゃんの様な蕾が、あの眩いばかりのヒスイ色の花になるとは、とても信じられませんね。
「ウコンラッパバナ」のつぼみです。長さは10cm位です。熱帯植物室のトンネルの入り口にあります。
「オオバナカズラ」のつぼみです。つやのある白い花が間もなく咲きそうです。場所は展望デッキです。