ウシノシタ
2012年11月04日
熱帯植物室に「ウシノシタ」も仲間入りしました。
「ウシノシタ」は、学名「ストレプトカーパス ウェンドランディ」の和名です。
この植物が植えられた時に、どのような花が咲くかインターネットで調べてみることにしました。
「ストレプトカーパス ウェンドランディ」と一発で正しく入力する自信がなかったので、「牛の舌」と入力し、画像検索したところ、パソコンの画面に大量の焼肉の牛タンの写真が現れ、目が点。舌を出した本物の牛と焼肉処理される前の「牛の舌」の写真もチラチラ。
焼肉用に処理される前の「牛の舌」を見ながら、「私は、このようなものを食べているのか・・・」。
ウシノシタは、茎をのばさず、発芽した時に一枚の葉だけが大きくなって、その一枚の葉で一生を過ごす植物です。その葉の形が「牛」の「舌」に似ていることから、このような名前がついています。
学名「ストレプトカーパス ウェンドランディ」は、ねじれた果実という意味になります。花の後になる果実がらせん状であることから、この学名になったようです。
熱帯植物室に、大きな葉っぱだけが三枚植えられている光景はかなり奇妙です。
この葉の付け根から細い花茎がたくさん伸びて小さな花が咲きます。ときわミュージアムのウシノシタの花は、ライラック色です。
それにしても、ウシノシタという名前は、少々かわいそうですね。
かと言って、「ストレプトカーパス ウェンドランディ」では「舌」を噛みそうですし。 (D
ミュージアムに植えられている「ウシノシタ」。大きな葉っぱが、地べたに展示されているだけと、思われる方もいらっしゃるでしょうね。
一葉の長さは50cmありました。