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2020年度第1回ESD研修会「SDGsとESDについて考える」概要報告(その2)

2020年09月15日

うべ環境コミュニティーからはまず、本協議会の事務局長加藤泰生さんに話していただいた。

ESDは問題解決力、目標達成能力を有する人づくりであり、国立教育政策研究所によるESDの基本目標その1、育成すべき能力として、多様性、責任制、連携性、公平性、有限性、相互性。

また、ESDの視点に立った学習指導で重視する能力態度、よく達成度の評価事項として使われている以下の7つ
批判的に考える力「批判力」、未来像を予測して計画を立てる力「計画力」、「多面的、総合的に考える力「俯瞰力」、コミュニケーションを行う力「コミュニケーション力」、他者と協力する態度「協調性」、つながりを重視する態度「関係性」、進んで参加する態度「積極性」 が示された。

さらにESDの基本目標その2対応分野として、先に溝田さんも上げられた環境、経済、社会の統合的な発展を基本目標とする図を示され、主に環境問題を解決するため、考えうる様々な方策をもとに教育指導してきたが、複雑化、広範化してきている社会の持続化を鑑みれば、単に環境学習に偏るのではなく、社会問題のすべてを対象に、バランス感覚の優れた人財の育成が望まれるとされた。

次に、これまでの研修会の実績及び、今年度の6回の予定について示された。

当協議会参画団体の方々はじめ多くの方々に関心を持ってもらえばと思う。

続いて、宇部共創のまちづくり支援事業として常盤小学校で昨年度、今年度取り組んでいるESD推進プログラムの紹介をされ、第1のモチーフとしてアサギマダラとフジバカマ、第2のモチーフとしてときわ公園に自生している草木を取り上げ、こども達一人一人が自然界の生きものに触れる事で、1,命の神秘に感動でき、2.思慮深い、3.心身共に健全なこども達に育つように願いを込めて、常盤地区まちづくりサークルと連携して実施しつつあるとのこと。
 期待される効果としては、
1)命の大切さと生きるというテーマを背景に、子ども達を健全育成
2)チョウの飛来を地域イベントとして定着させる
3)ときわ公園に自生する身近な草木を観察し、自然に感動
4)数回の学習会を通して知育としての貴重な啓蒙活動がなされる
5)これらのプログラムを核に、他の多くの地域の共創題材テーマの広がりを期待

最後にESDの役割とSDGsでの位置づけについて、「SDGs未来都市としてSDGsの達成のためにはESDで育成された生命力溢れた人材が必要であり、その意味ではこれら両者の活動を車の両輪に見立てることができる」とされ、「環境問題一つにしても、自分の頭で主体的、総合的に考え、思索し、解決していく確固たる姿勢を有する子ども達が育つことを希求し、かつSDGsを意識しながら今後のESDを推進していくことがESDうべ推進協議会の役割であるかと考える」と結ばれた。

3人目として、浮田がESDとSDGsの関係についていつもながらの持論を述べた。
要約すると、以下のようになる。
・ESDはSDGs達成のための人財育成であり、SDGsの基礎であること
 ・持続可能な社会の実現(SDGsの達成)は、省エネ・低炭素、循環、自然共生のいず れをとってもそう簡単なことではない。
 ・教育、政治、経済、宗教、医療等すべてが変わらなければならないが、これまで進化 してきたヒトの特性は簡単には変わらず、難題である。
 ・それでも、持続可能な発展の、われわれの考え方、価値観から見直す努力をし、問題 解決サイクルのPDCAを改善の方向に回していく必要がある。
 ・全ての若者が個性と能力に応じて、自己肯定的に生きていける社会を目指す、
新しい教育ESDを推進しよう。

総合討論では、以下のような議論があった。
・第4次総合計画の5つのまちづくりのテーマとSDGs未来都市の宇部市の2030年のあるべき姿が同じであること、SDGsがそれだけ現実的なものとして位置づけられていることを今回始めて認識できたい。
→行政の仕事としてSDGsを各部署で実践していると思っている。ただ、それらが全体の目標をどう達成するかというところは十分ではないかも知れない。こういう機会を通してわれわれの活動についてアドバイスいただきたい。
・市民や企業向けの啓発活動にも力が入れられており、5つのまちづくりのテーマでも、「生きる力を育み、子どもの未来が輝くまち」や「健幸長寿のまち」はESDと密接に関連している。しかし、このESDうべ推進協議会においても一NPOが何かやっているなという状況ではうまくいかない。もう少し行政の主体的な関与がなければ持続可能ではないと思う。
→市民啓発活動では、世界で起こっていることを自分事として捉え、まずは小さいことだけれども自分ができること(エシカル消費、公共交通利用、食べ残しの無駄等・・)から取り組むことが大事であり、水問題を例にして、国内の身近な状況だけでなく、途上国等とのつながりを考えてもらうようにしている。
・SDGsのバッジをつけているだけでは不十分と感じる。できることからやるが、それが目標達成にどうつながるのかをよく理解することが大事ではないか。
→職員に第4次総合計画後期実行計画を進めるにおいてSDGsの意識を浸透させることに努めた。今後、ESDの概念も踏まえ、皆さんの知恵もいただきながらながら、取り組んで行きた。
・ESDよりSDGsがはるかに認知度が高いのは、SDGsで具体的な目標を示されると、わかりやすく、取り組みやすいためと思う。ESDは教える側の立場が主であると思われる。
・その意味では、ESDの方法論が大事になる。今のこども達は自然体験が圧倒的に少ない。バーチャルな環境では、生身の人間としてまともな感性が育つか心配される。社会の目標も経済成長率に重きを置くのではなく、エネルギー自給、食料自給を上げていくことに挑戦しなくてはならないと思う。
・溝田さんの紹介された方法は非常に参考になり、教える側でのこういった工夫、レベルアップが必要だと思う。
 
今回の研修会では、行政側のSDGs推進センターとESDうべ推進協議会の相互理解が深まったことが最大の成果であると思われる。オンラインのフェイスブックライブ配信に加え、Zoomによる議論なども試みているが、こちら側の体制や受け手側の準備の面で、徐々に改善していく予定である。

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