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第2回ESD研修会(2019.8.31)の続報です。

2019年10月25日

続いて、辻岡さんより、やまぐち総合教育支援センターの紹介と、教員研修の意義と山口県における教員研修の実際についてお話を聴きました。

やまぐち総合教育支援センターの事業目標は、子どもたちの「生きる力」を育むために、学校、家庭、地域等に対する総合的・専門的サポートを行うとなっており、具体的には教職員の研修、教育にかかる調査研究、いじめや不登校など様々な教育相談などが上げられている。

教育公務員特例法第21条には、「教育公務員は、その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に務めなければならない。」と規定されており、この研究と修養の研と修をあわせたものが研修であるとのことである。

教員研修の意義の図でも、究極の目的として「こども達の生きる力の育成」があげられているのは、ESDの精神そのものである。

また、山口県の教育目標は、”未来を拓くたくましい「やまぐちっ子」の育成”、となっており、求める教師像として、豊かな人間性、強い使命感と倫理観、共感的理解、幅広い教養と専門的知識、コミュニケーション力、チャレンジ精神など6つのイメージが示めされているが、これらもESDが求める人間像と重なるものがある。

教員研修には3種類ある。希望研修では、ICP、教育相談に関すること、教科書等に関することなど。サテライト研修か各学校の校内研修を支援するもの。

これらのうち、悉皆研修の一つである小学校初任者研修の内容が紹介されたが、教育相談、生徒指導、安心・安全な学校づくり、コミュニティースクールに力を入れている「やまぐち型地域連携教育」、食育、情報モラルなど、ESDにも関係の深い内容がが上げられている。


なお、最近は教員採用試験の倍率が低迷しているというお話があったので、調べてみたが、世の中の景気にも左右されるが、確かにその傾向が伺える。山口県の状況を見ると、小学校1.8倍、中学校3.8倍、高等学校5.3倍と、小学校が一番低く、2倍を割っている。またいずれも前年度を下回る状況であることがわかる。考えるべき問題である。

さて、残りの時間で、毎年4月に実施されている全国学力学習状況調査の小学校6年生の算数の問題を示された。14問題を45分で解いていくもので、文章の読解力や、文章で答えなければならないところもある。

今の小学生がどんな力を付けることを期待されているか、下の図で示すような例題をやる時間を設けられた。たしかに単なる計算問題ではなくて、色々考えなくてはならない応用問題であった。OECDのPISAの学力調査がこの手の問題になっているので、これに対応した、単なる計算問題ではないような問題となっているとのこと。小学校6年生は国語と算数、中学校3年生は国語と数学だが、全国の比較も発表される。

質疑:
・問題結構難しかった。日本語は英語と比べて、主語がなかったりむずかしい。まず読解力が要る。正しいわかりやすい日本語であることが大事ではないか。
・確かにものを覚えるよりも、考えるようにすることがこれからは求められていると思う。
・自然の中で遊ぶことで、何かに感動したら、興味がわいて、自ら考えたり、学んだりするようになるのではないか。
C:10歳までは、考えるより覚える方が大事で、高学年になると考えることができるようになる。すべて、このようなタイプの問題になっているという音ではなく、従来からの計算問題も重要な部分を占めている。ほか、業者の作成する問題は確かによく考えてあっていいと思う。ページをめくる問題をやることが苦手な子どももいる。

総合討議:
司会:ESD推進の体制について、お二方は、どのように考えてられるか。
T:やまぐち総合教育支援センターではESDの重要性は認識しているが、これにとくに重点を置いてやれる状況にはない。
高校にも「総合的な学習」の時間が設けられるようになり、この時間を活用することがいいのではないかと思う。
S:ESDは人づくり、環境学習推進センターでは子どもを中心に環境学習をやってきた。SDGsを意識しながら、環境学習に取り組んで行くつもりである。

C:山口県の教育基本方針に、「生きる力をつける」ということが謳われ、ESDが前面に掲げられていることを認識した。ただ、「持続可能な・・」という意味では、地球環境や資源を考えた場合にこのままでいいのかということを十分意識した上で、教育のあり方を考えていく必要がある。たとえば、道徳だとか倫理がこれから重要だと思う。
SDGsがよく言われるようになっているが、部分的、個別的に目標を掲げて取り組んでも、それで全体に持続可能な社会が実現できるのか。部分的最適化と全体的最適化は異なるのではないか。

司会:ESDは人づくりであるので、教育が一番重要で、主体になると思う。われわれは環境学習のなかにどうESDを取り込むかということを考えることになる。。

Q:酒井さんの講演題目に「ESDの視点をもった環境学習・・」となっているが、普通の環境学習と、どう違うことになるのか。
S:SDGsの中に環境関係の目標がいくつかある。環境学習指導者が自らそれぞれの目標をもって、学習に係わってもらいたいといったところか。

Q:最近の学校の状況がどうなっているのかよく知らないが、新聞情報などによると、教育現場で格差が拡がっているのではないか。また、中間層が手薄になっている傾向はないか。
T: 2年前まで高校の現場にいたが、勉強する動機付けがなかなか生徒達にできないということ、また格差については、自分もヒシヒシと感じている。

C:小学校の現場にいるが、意欲という面では、確かに課題がある。中学生になると、今はスマホを持つ子も多く、自然の中で遊ぶより、夜ゲームで遊んでいる子もいて、問題である。

C: 自転車で14km通勤しているが、途中色んな自然に接することができる。床波辺りから見ると、海のすばらしい景色を楽しむこともできる。生きる力とか、環境を大切にすると言う気持ちは、自然とのふれあいから育つのではないかと思う。

C:大学を10年以上前に退職して、その後は子ども達に接触してみたいと思い、発明クラブに所属して、工作教室などをしている。近頃の子ども達は、教えようと渡した教材を囲い込むような傾向があるように思う。これは教える方を信用していないためではと思う。子どもの発達段階に応じた適切な指導ができていないのではないか。
また、格差ということでいうと、塾に行ける子と行けない子、保育所の先生になじめる子と、なじめない子、これらは家庭の格差ということになるのか。
さらに、持続可能性と言うことでは、われわれ社会が、大事なところをおさえて、子ども達に伝えられるようにしなくてはならないと思う。

司会:昨日の幹事会でも議論になったが、ESD推進協議会の目的は何なのかも必ずしも共有できていないところがあった。われわれは今後、どのように関われるのか、どう強化していくのか考えなくてはならない。

C:この議論を通じて、教育界におけるESDの目指すことが、教育全体の目標として掲げられてはいるものの、具体的には今ひとつはっきりしていないことがわかった。コミュニティースクールを通して、学校側が地域に対してどんなことを期待しているのかを知ることも大事だし、道徳だとか全般にかかわるものについて、ESDの観点からはどのような注意が必要なのかということも重要であると思う。

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