古代ギリシャ建築に使われたコリント様式の題材となった植物です!
2012年05月24日
ドーリア式、イオニア式と共に、古代ギリシア建築において主要な建築様式のひとつであるコリント様式。
そのコリント様式の柱の模様の題材となったのがこの『アカンサス』の葉と言われています。
紀元前5世紀のギリシャ時代、ある彫刻家がコリントという土地で、女の子のお墓にあったアカンサスの葉の美しさに感動し、その姿形からヒントを得て、コリント様式の建築物を作ったとされています。
また、日本では現行の1万円札の裏表に、アカンサスの葉をモチーフにした模様が使われています。意外と身近な植物だったんですね
【アカンサス】狐の孫(きつねのまご)科。ギザギザな葉がアザミに似ていることから別名「葉薊(はあざみ)」とも呼ばれています。
ご覧下さい!大きなこの葉!!ミュージアムガーデンで見られます。
こんな花が咲きます♪開花はこれからです♪♪