ホーム  > お知らせブログ - ときわミュージアム > 沙羅双樹の花の色・・・
うべっくる
イベントカレンダー
2024年4月
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930
今月のイベントを見る
お知らせブログ
環境イベント情報募集中!

宇部市環境学習ポータルサイト「うべっくる」では、山口県宇部市で行われる環境イベント情報を募集しています。環境イベントに関する情報はこちらからお知らせ下さい。イベント情報を知らせる

▼ -------- 2016年 -------- ▼

▼ -------- 2015年 -------- ▼

▼ -------- 2014年 -------- ▼

▼ -------- 2013年 -------- ▼

▼ -------- 2012年 -------- ▼

▼ -------- 2011年 -------- ▼

宇部市の環境学習施設
銀天エコプラザ ときわミュージアム 体験学習館「モンスタ」 アクトビレッジおの
ときわミュージアム お知らせブログ

沙羅双樹の花の色・・・

2012年02月29日

今、日本でもっとも“熱い”もの一つ・・・「平家物語」!!
今年の大河ドラマが「平清盛」ということもあり、各地で「平家」にちなんだものが取り立たされています。
有名な「平家物語」の冒頭の文。

     祗園精舎の鐘の声  
     諸行無常の響きあり
     沙羅双樹の花の色
     盛者必滅の理(ことわり)をあらはす
     おごれる人も久しからず
     ただ春の夜の夢のごとし

誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
ところで、“沙羅双樹の花のいろ・・・”とはいったいどんな色なのでしょうか?「どんな花が咲くの??」「一度見てみたい!!」そう思い、調べてみると、意外な事に私たちの近くにありました!!
「沙羅双樹」とは日本では「夏椿(なつつばき)」のことを言うそうです!!
「夏椿」ならときわ公園にもありますよ♪♪
ということで、椿園にある夏椿を見に行くと・・・今は落葉し、ちょっと寂しい感じになっていますが、しっかりと夏の開花に向け準備中
 ここで誤解がないように説明しておくと・・・正確には「沙羅双樹」=「夏椿」ではないようです。
「沙羅双樹」はインドの高地などに生える高木のこと。ですから、日本の風土では育ちません。インドではごくありふれた植物のようですが、釈迦が亡くなられとき、その寝床の四隅にこの木が枝葉をしげらせていたために、仏教では聖木とされ尊ばれています。
では、なぜ「夏椿」がこの「沙羅双樹」に間違われたのか・・・。昔、ある僧侶が「仏教にゆかりのあるこの樹は日本にもきっとあるはず」と探したところ、夏椿の木を見て「沙羅双樹だ!」と思い込み、それを広めた、との説があります。
諸説あるとは思いますが、「夏椿」は「平家」にちなんだものひとつであることには間違いないようです
 ときわ公園の「夏椿」も毎年綺麗な花をたくさん咲かせています。開花時期はまだまだ先ですが、今年もたくさんの花を咲くせてくれることでしょう。

ときわ公園の「夏椿(なつつばき)」 2011年6月16日撮影

2011年6月24日撮影

ページの先頭へ