ちっちゃなバナナがなりました
2015年11月16日
大きなフランバナナの房が下がってかなりたちますが、今度は、ちっちゃなバナナに実が付きました。
サンジャクバナナ(バショウ科、東南アジア)です。全体の背丈がおよそ90㎝(「一尺30.3㎝×3」位しかないので、このような名前が付いています。
ちっちゃなバナナですが、実も小ぶりです。同じ株から二本の茎が出ており、何れも小さな房を付けています。
ところで、「茎」と書きましたが、便宜上「茎」と言っているだけで、正確ではありませんので、少し解説します。大きなバナナなら、木の幹のようにも見えますが、バナナは木ではありません。バナナは、多年草で、茎のように見えるのは葉鞘が巻き重なったもので、偽の茎と言います。勿論、バナナは草なので、茎のようなものを切っても、年輪はありませんよ。
サンジャクバナナは、熱帯植物室のピラルクの池の手前にあります。(D)
Copyright © Ube City Kankyo-Portalsite all rights reserved.