オヒルギ開花
2015年11月12日
熱帯植物室で、「オヒルギ(Bruquiera gymnorrhiza。ヒルギ科オヒルギ属、熱帯アジア)」が開花しました。マングローブの代表的な植物らしく、滝の上の池の中に展示してあります。
マングローブと言えば、今春、実際に石垣島に行き、すぐ近くまで行って、観察してきましたが、海水と泥の中で生息している植物達のたくましさに、つくづく感心させられました。
赤く見えるのは、萼で、この赤い萼筒の中に花弁が入っています。この赤い萼の中で、実が成熟し、長さ20センチくらいの緑色の棒状となります。
属名の Bruguiera(ブリュギエラ) は、最後に「a」が付いています。と書けば、私のブログを愛読して頂いている方は、ピンッと来たでしょう。そうです、この属名はフランスの医者「ブリュギエール(J. G. Bruguiere)」さんからきているのです。種小名のgymnorrhizaは、根が裸出したと言う意味です。
実が付いたらまたご紹介しますね。(D)
Copyright © Ube City Kankyo-Portalsite all rights reserved.