マンゴーに花
2015年04月15日
熱帯植物室にはたくさんの果物の木があります。その中には、何故か花が咲かなければ、実もつかないものもあります。
担当職員は、あれやこれや試行錯誤を繰り返しながら、何とか実を付けさせようとします。撒水の量や温度や光の調整をしたり、様々なストレスをかけたりします。
マンゴーもその一つです。このたび、その努力が実り、マンゴーの花が咲きました。
順調にいけば、今年は、マンゴーの実がなるでしょう。ときわミュージアムでは初めての結実となります。楽しみです。(D)
マンゴーの木です。バナナの手前にあります。
マンゴーの枝です。枝の一部を環状に皮を剥いています。これを環状剥皮(かんじょうはくひ)と言います。ストレスのかけ方の一つです。剥皮によりこの部分より上に栄養が行かなくなります。そのことで、木が危機感をを持ち、子孫を残そうとして、花を咲かせるそうです。
マンゴーの花です。