「台風」と「ときわミュージアム」
2014年07月10日
先週末、自宅のテレビで台風8号情報を見ると、「中心気圧が930hPaで、山口県直撃」。
「930hPa!!」
平成3年の台風19号以上?
このままでいけば、とんでもない台風が山口県にやって来ることになり、あわてて庭周りの台風対策と防災グッズの買い出しに行きました。
平成3年の台風19号では、当時日本の三大サボテンセンターの一つと言われていた「宇部常盤サボテンセンター」の温室ドームが大被害を受けました。
全体の70%が破損して修理不能となり、解体に追い込まれました。
サボテン達も大被害を受けました。
昨日朝の情報では、8号の中心気圧は「984hPa」となり、進路も大きく変わってきましたが、雨の心配もあり、まだまだ予断は許しません。
台風のたびに不安がよぎります。
台風では、ミュージアムガーデンも気になります。
本日は、今咲いている「ムクゲ」「ルドベキア」「リアトリス スピカータ」をご紹介します。
せっかく咲いてくれた花です。台風に負けないで、散らずにたくさんの人に見ていただきたいです。(D)
【ムクゲ】
学名:Hibiscus syriacus
分類:アオイ科 フヨウ属
原産:中国、インド
【ルドベキア】
学名:Rudobekia
分類:キク科 オオハンゴン草
原産:北アメリカ
【リアトリス スピカータ】
学名:Liatris spicata
分類:キク科 リアトリス属
原産:北アメリカ
ムクゲです。夏場に次々に花を咲かせます。中国、インドが原産で、日本には奈良時代に渡来したと言われています。韓国の国花でもあります。
ルドベキアです。夏の暑い時期にも花が絶えません。頑健で繁殖力が旺盛な植物です。管理をしっかりしないとはびこってしまいます。ミュージアムガーデンでも増え続けています。
リアトリス スピカータです。槍咲きで、見栄えがします。これから夏にかけて花茎がどんどん伸びてきます。スリムで他の植物の邪魔にならないので、ガーデニングにおいて高さに変化をつけたい時によく利用されます。