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石鹸の花「ソープワート」開花中

2014年07月05日

 地球上には約30万種類の植物があり、その内、食用、漢方薬、香料、観賞用、防災、街の景観、建築、燃料・・・等々人の生活に利用されているのは数万種類と言われています。
 
 植物それぞれの特性を生かして、様々な利用が行われています。本当に人類にとって無くてはならないものであることが良くわかります。

 ミュージアムガーデンでは今、ソープワートが咲いています。
 ヨーロッパでは昔、石鹸として利用されてきたようです。勿論、ソープは「石鹸」のことです。
 葉や根を水に浸して揉むと泡が出るからですね。

 そう言えば、サボテンの語源も石鹸。
16世紀後半、日本を訪れた外国船の船員がサボテンの樹液を石鹸代わりに使っているのを見た日本人が、石鹸(シャボン)のようなもの(体~テイ)という意味で「シャボンテイ」と呼ぶようになり、それが訛ってサボテンになったと言われています。

 人間と植物の歴史を調べていくと本当に面白いことがたくさんありますね。

 ミュージアムガーデンから、本日は、その「ソープワート」の他、「エキナセア」「ロシアンセイジ」をご紹介します。 (D)


【ソープワート】
学 名:Saponaria officinalis
分 類:ナデシコ科 サボンソウ属
原産地:ヨーロッパ

【エキナセア】
学 名:Echinacea purpurea
分 類:キク科 ムラサキバレンギク属
原産地:北アメリカ

【ロシアンセイジ】
学 名:Perovskiaa triolicifolia
分 類:シソ科ペロフスキア属
原産地:パキスタンからアフガニスタン・コーカサス地方

ソープワートです。和名は、シャボンソウです。シャボンは、石鹸のこと。葉や根を水に浸して揉むと泡が出るからです。ヨーロッパでは、実際に石鹸として利用してきたようです。学名の「Sapo」も石鹸のこと。生育が旺盛で、しっかりと管理しないと広がりすぎてしまいます。

 エキナセアです。花弁が下に向かって咲き、羽子板の羽の様になるユニークな花です。乾燥に強く、花もちが良いので、耐病性があり花の少ない夏場等にも良く使われる。学名の語源は、ギリシャ語の「ハリネズミ」を意味します。花の中心部の丸い部分がハリネズミのように見えるからだそうです。

 ロシアンセイジです。草丈が高く、ボリュームがありますが、奥が透けて見えるので、手前に植えても奥の草花を楽しめます。美しいシルバーリーフです。別名「秋のラベンダー」とも言われます。葉を一枚手にとって、擦り合わせると、とっても良いミントの香りがします。

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