生命力
2014年06月28日
三か月前、ブリッジの橋脚に使っていた奥歯が一本虫歯でだめになり、ブリッジができなくなってしまいました。
あれやこれやと心配しながら通院したところ、親知らずが残っていたので、それを移植することになりました。
先日、治療が終りました。
なんと、抜いた虫歯の穴に埋められた親知らずが、歯茎にしっかりとガードされ、強固な奥歯となって再生しました。
人と植物の違いこそあれ、日々、生命力や体の不思議に驚かされながら暮しています。
その季節になれば当たり前のように咲く花達ですが、そのことすら奇跡に思えることもあります。
ミュージアムガーデンの花から今日は、「サフランモドキ」「テッポウユリ(交配種)」「ハクチョウソウ」をご紹介します。 (D)
【サフランモドキ】
学 名:Zephyranthes carinata
分 類:ヒガンバナ科 タマスダレ属
原 産:中米、西インド諸島
【テッポウユリ(交配種)】
学 名:Lilium
分 類:ユリ科 ユリ属
【ハクチョウソウ】
学 名:Gaura lindheimeri
分 類:アカバナ科 ヤマモモソウ属
原 産:北アメリカ
サフランモドキです。もともと、観賞用として渡来したものですが、繁殖力が強く、 耐暑性もあり、日本の気候によく順応している為、野生化したものも見受けられます。ガーデニングでは、ワンポイントとして利用されます。
テッポウユリです。白が中心のテッポウユリですが、この花はピンクが入り、とても綺麗です。日本で作出されたものです。
ハクチョウソウです。繁殖力が強く、ミュージアムガーデンでも、雑草化してきました。植栽に柔らかさを出す時や他の植物の引き立て役としても利用されます。