たくさん生ってます、ニュートンのリンゴ
2014年06月26日
ときわミュージアムの正面入口横の中庭には、歴史的な木が植えてあります。
それは「ニュートンのリンゴの木」
そう、あのニュートンが、落下するリンゴを見て、万有引力の存在に気付くきっかけをつくった木です。
この木は、当館が1994年10月に東京の小石川植物園から枝を譲り受け接木し、1995年3月に定植、その後大切に育ててきたものです。
そして19年経った今、このリンゴの木にはたくさんの実がなっています。
その数ざっと150個!
栽培担当者が剪定方法などを工夫し、ずいぶんと実が生るようになりました。この調子でいけば2,3年後がもっと楽しみです。
ところで、ニュートンのリンゴのイメージといえば「落ちる」が代名詞。
このリンゴは赤く熟してくると自然に落ちやすい性質があるようです。
そのおかげで、ニュートンも万有引力の発想を得ることができたといってもいいかもしれませんね。
こんなリンゴだから、たくさんの実がなっているいまの光景はある意味貴重かもしれません。だから早めにご覧になってくださいね。
このリンゴは、8月中旬ごろには赤く色づきます。たくさんの赤く熟したリンゴが次々と落下する光景もまた面白いかもしれません。
ニュートンが見たら、こんどはどんな発想が飛び出すやら。
そんな想像もまた楽しいですね。(T)
まだ未熟ですがたくさん生ってます。青いリンゴもさわやかな感じでいいですね。
実の重さで枝がしなり気味です。