白頭巾のヤマボウシ
2014年05月22日
園内の「憩いの家」の裏手には、白い花をたくさん付けた木がひときわ目立っています。
でも、白い花と思いきや、実はこの白い花のようにみえるのは総苞(そうほう)と言って、つぼみを包んでいたものなのです。
実際の花は中心に、20~30個の小さい花が集まって咲いています。
総苞は先が尖った形をしており、縁がわずかに桃色がかっています。
諸説ありますが、ヤマボウシを漢字で書くと山法師。白い総苞を法師の白い頭巾に見立てたようです。
ハナミズキ(別名:アメリカヤマボウシ)とは、とても近い種類になります。
今が見頃ですので、ぜひ足を伸ばして見ていただければと思います。
秋には赤い実が生るので、またその時にはブログでご報告しますね。 (N)
道のすぐ脇にあります。
たくさんの白い総苞が見られます。
近づいて中心の花まで見てみて下さい。