春の訪れを告げる・・・。
2014年03月22日
日々、植物に接し、植物について調査したり書いたりしていると、日本人の感性と日本語の素晴らしさにつくづく感心させられます。
「春の訪れを告げる・・・」。
私もよく利用させていただく表現です。
春の訪れ。
美しい上品な日本語ですね。
この一言で、季節の変化や情景が目に浮かびます。
小さな花の開花や虫達をして、訪れを告げさせる感性も素晴らしいです。
春夏秋冬について「訪れを告げる」は使われます。
参考までに、ネットの検索サイトで、どの季節が一番多く使われるか調べてみました。
ヒット数一番は「夏」で、約75万件。二番は「春」で、約59万件。
冬、秋と続きます。
夏の風物詩が多いのでしょうね。
ミュージアムガーデンでも、小さな花達が春の訪れを告げています。 (D)
プシュキニア。ユリ科です。花びらの中のブルーの線が特徴です。アジアのコーカサス地方の標高3000mの高地に自生しています。こんな高山植物を身近なミュージアムガーデンで見ることが出来るって嬉しいですね。
スイセン・ジョンキラー。日本名「糸葉スイセン」。ヒガンバナ科です。とっても良い匂いがしますよ。
オオニソガラム バランサエ。ユリ科です。とっても清楚ですね。