ロックガーデンにも春
2014年03月21日
弥生
睦月(一月)から師走(十二月)まで、各月を現す異名は風情があっていいですね。
中でも、私の頭に、すぐに自然の情景が浮かぶのがこの「弥生」です。
唱歌に出てくることもあり、「師走」と共に馴染みが深いです。
弥生は「弥生(いやよい)」が変化したもので、「弥(いよいよ、ますます)」と「生(生い茂る)」で、冬の寒さに耐えた草木が、芽吹いて生い茂ることを意味しています。
四季の中で、春と秋が日本ならではの季節だと思っています。その日本らしい春の三月には「弥生」という日本らしい呼び名が良く似合いますね。
ボタン園裏の「ロックガーデン」にも、弥生がやってきました。
冬の間、少し殺風景だったガーデンに、いつの間にか、サンシュユやカンヒザクラなどが美しく花開いていました。(D)
サンシュユです。ミズキ科です。秋から冬にかけて落葉し、春に開花します。
カンアヤメです。ロックガーデン入口近くの園路沿いに咲いています。
ヒメリュウキンカ。キンポウゲ科です。とってもかわいいですよ。