春のミュージアムガーデン
2014年03月19日
会者定離(えしゃじょうり)。
仏教の経典に出てくる「会う者は、離れる定めにある」という意味の言葉です。
冬の寒さから解放された喜びの春に、何故か心の奥底に切なさを感じるのは、たくさんの出会いと別れがあるからなのでしょうか。
そんな出会いと別れを知ってかしらでか、ミュージアムガーデンには春の花達がたくさん咲いています。
どうぞかわいい花達に春の訪れを感じて下さい。(D)
【見頃の植物】
・クリスマスローズ
・クロッカス ブルーパール
・サルココッカ
・シラーシビリカ
・スイセン
・スノードロップ
・ヒイラギナンテン
・フキノトウ
・ローズマリー
クリスマスローズ。2月から咲いています。開花期間が長いですね。毒のある植物ですが、精神安定などの薬効がある植物でもあります。
シラーシビリカ。球根植物が、こんなにきれいな花を咲かすのは、厳しい寒さを経験したからです。シラー(Silla)の語源は、「Skyllo(有毒)」です。小さな植物が精いっぱい身を守っているのでしょうね。
スイセンです。独特の気品のある匂いが良いですね。