ときわミュージアム環境学習講座「エコを考える染物!身近な植物を使おう」
2011年09月18日
ときわミュージアム環境学習講座「エコを考える染物!身近な植物を使おう」が開催されました。
「染物・・?」
何だか楽しそうだけどやったことはない・・。
「身近な植物って何を使うの?」
と、わくわくしながら会場を覗いて見ると、黙々と布に輪ゴムを巻く参加者のみなさん発見!!
講師の先生のお話を聞き、早速染物の準備に取り掛かっていました
今日使用する身近な素材は「たまねぎの皮」と、「コチニール」!!(コチニールとは・・サボテンに付く虫のこと)
たまねぎの皮、コチニールをそれぞれ別々の鍋にいれ、ことことと煮ます。10分ほど煮た後、先ほど準備しておいた布を鍋の中に投入!!
すると、たまねぎの皮を入れた鍋に入れた布は薄い茶色に!コチニールの方は濃いピンク色に!
その後また10分ほど煮て、ミョウバンを入れると、あっと言う間に「茶色→黄色」「濃いピンク色→紫色」に変化
この変化に子どもたちからも歓声が!!
布を取り出し輪ゴムを外すと、その部分だけが白く残りきれいな模様が出来ていました♪
化学染料がない時代、人々はいろいろな花、植物、くだもの、木材などから染料を考えました。自然界には無数の染料があります。今回、身近な素材を使って染物し、「環境にやさしい」方法を再認識しました。また、身近な自然に目を向ける一つのきっかけとなったのではないでしょうか。
輪ゴムで模様つくり♪
コチニールの鍋!!鮮やかな紫色です♪
出来上がり!!たなねぎの皮で染めました!