「ジャボチカバの実」と「パキラの花」
2013年07月15日
一年近く楽しませてくれたバナナが終りかけています。
原生地の人達には、見慣れたものかもしれませんが、200~300もの実を付けている巨大な房には圧倒されます。
次の株が順調に育っていますので、しばらくすれば、また楽しませてくれることでしょう。
一つが終れば、また一つ次のユニークな植物が登場してくるのが、熱帯植物室の面白いところです。
先日ご紹介した「ジャボチカバ」の実が、順調に育ち、色づいてきました。
また、パラミツも次第に巨大化し、存在感を増してきました。
何れも、幹に直接実がなりますが、小さい時から枝になった果物ばかりを見てきた私には、とても奇妙に見えます。
特に、ジャボチカバは、なっていると言うより、枝にくっついているようにしか見えません。
キミノバンジロウも只今小さな実を付けています。
熱帯植物室では、ゆっくりと観察しながら歩くことがお勧めです。色々な面白い発見がありますよ。
同じく熱帯植物室のパキラ(パンヤ科、熱帯アメリカ)のユニークな花が咲きました。
とは言っても、地上数メートルのところで、それもたくさんの葉っぱに隠れてよく見えません。
落ちてきた花を展示していますが、あまり長持ちしません。残念ですが、パキラとしても人に見てもらう為に咲いているわけではないので、仕方ないですね。
パキラは、熱帯植物室入ってすぐ左手です。 (D)
「ジャボチカバ」の実。幹にくっついているようにしか見えません。次の小さな花が咲いています。
「パラミツ」の実。世界最大の果物と言われていますが、その風格が出てきました。これだけ大きくなると、やはり枝では無理ですね。
「パキラ」の花です。これもまたユニークな形をしています。