わら細工の亀
2012年12月10日
昨日は、「わら細工の亀を作ろう」が開催されました。
講師の浜崎三枝先生のご指導を受けながら、受講者の皆さん丁寧に紡いでおられました。
何の変哲もない普通のわら切れが、少しずつ少しずつかわいい亀に姿を変えていくのを見ていると、不思議な感覚に惹きこまれます。
亀が出来たら、松にくくって、イイギリと松ぼっくりを付け、紅白の水引を結べば完成。素晴らしい正月用玄関飾りができました。
見ているだけで、幸せが訪れそうです。
このしっぽの長い亀は、中国の伝説の四神(青竜、朱雀、白虎、玄武)の玄武なのでしょうね。
水晶等のブレスレットにも、よく彫られています。北方を守っているらしいです。
ところで、熱帯植物室のピラルクの池に住んでいる縁起の良い亀を、最近見かけません。どこに隠れているのでしょう。
ミュージアムに来る人は、それだけで幸せなので、温室の外の人達を幸せにしようと、何処かに行ってしまったのかもしれませんね。
それとも、ブクブクと音を立てて肥大化していく同居人のピラルクに嫌気がさして、となりの出雲南京の池に引っ越したのかもしれません。
(D)
皆さん、真剣です。
浜崎先生の指導を受けながら紡いでいきます。少しづつ少しづつ亀の姿が見えてきます。
完成です。気分は、早、正月ですね。