ヤシコーナーが変わりました。
2012年11月29日
今年2月から断続的に土壌改良工事と植物の植え替えを行っていた熱帯植物室・旧ヤシコーナーですが、予定の作業は概ね終了しました。
旧ヤシコーナーには、20種類以上の珍しい植物が新たに仲間入りしました。
ヤシ類が少なくなり、代わりに南アフリカや東南アジアの珍しい花を中心としたコーナーに変容しました。
ヤシコーナーだけでなく、果物コーナーやサボテン室・ラン室にも新しい仲間が入ってきました。
三つの温室が、日々進化しています。進化について行くのが大変です。日々生涯学習ですね。
ミュージアムの職員が始めて見る植物もあり、開花がとても楽しみです。
新しい仲間は、今後、開花や結実に合わせて随時紹介していきますね。 (D)
生まれ変わった「旧ヤシコーナー」。すでに紹介したキングプロテア・イランイランノキ・ウシノシタに加え、テロペア(南アフリカ)、ギンコウボク(インドネシア、フィリピン)、ストロビランテス(インド南部、スリランカ)・・・等々20種類以上の熱帯地方の新しい植物が仲間入りしました。テロペア等はすでに大きな蕾をつけています。
果物コーナーに「ジャボチカバ」が仲間入り。枝ではなく、木の幹に直接3~4cm位のブドウに似た果物がなるそうです。是非見てみたいものです。
出雲南京の池にパピルスが展示されました。「出雲南京にパピルス」が、いま一つしっくりしませんが、諸般の事情によりしかたないですね。昔、エジプトの考古学博物館に行ったことがありますが、同博物館の正面前庭にある池にパピルスが植えてありました。水辺の植物なので、池に展示するのが良いかもしれませんね。