それぞれの「地球の不思議展」
2012年09月15日
「来て、見て、さわってみよう地球の不思議!展」は、
来館される方それぞれが、色々な思いで見ていかれることでしょう。
入口には、シンボルの大きな地球儀があります。
私には昔から、
「大地とは言え、ぽっかりと宇宙空間に浮いている星の上に
暮している不安」 というものがあり、
いつか、何かの事故で、
地球が宇宙の端まで飛ばされていくのではないかと言う、
起きうるはずもない不安に落ち込むことがよくあります。
地球儀を見ていると、
ますますその不安が大きくなるような気がします。
展示資料の中に、
「○○紀」という言葉がよく出てきます。
この「○○紀」は、なかなか覚えられない、
前後関係がよく分からない歴史分野でしたが、
映画「ジュラシックパーク」を見てから後は、
「あの恐竜のジュラ紀より何億年前か・・・」等と
見当をつけることが出来るようになりました。
今では、全て「ジュラ紀」が基準です。
その「何億年」という言葉。
このとんでもない「時間」の長さにもよく悩まされます。
長さの実感がわかないのですね。
「自分の生きた人生の○○回分」、とか、
「邪馬台国の時代から今日までの○○回分」のように、
イメージできる時間の長さの○○倍
みたいな感じで見当をつけています。
ところで、この年になって、
「光陰矢のごとし」という言葉を強く実感していますが、
千年や万年やそれ以上生きたとして、
その人生の終りにはやはり
「過ぎてしまえば、あっという間の人生だったな~!」
と思うのだろうかと良く考えます。
時々、何億年という時間も、過ぎてしまえば、
あっという間の時間ではないかと思うことがあります。
太陽の寿命があと50億年、
その前に太陽の膨張に地球が飲み込まれて
地球が消滅するのは、
今から30億年後だそうですが、
「その頃、人間が生きていたらどうするのだろう?」と、
よく考えます。
しかし、それより
核戦争で人類が滅亡していく可能性の方が、
現実的で怖いのですけどね。
「地球の不思議展」
たくさんの皆様のご来館をお待ちしています。 (D)
「来て、見て、さわってみよう 地球の不思議!展」。親子で楽しまれる方も多いですね。
「磁石で遊ぼう!」コーナー。子どもたちは、実験が大好き!
「地球のなぞなぞ」。楽しみながら勉強ができます。