気がつけば 足元に花 見上げれば そこにも花
2012年08月12日
ヒスイカズラもパイプカズラも
咲いていない熱帯植物室ですが、
よーく見れば、
素晴らしい花がたくさん咲いています。
入口付近には「サンゴバナ」「ランタナ」。
いずれも低木の為、
パパイヤの実などに目を奪われていると
見過ごしてしまいます。
「サンゴバナ」は、
キツネノゴマ科で南米原産。
ときわミュージアムの花の色は、ピンクです。
ピンクの花は、
別名フラミンゴプランツ。
ピンクのサンゴバナを見て、
フラミンゴを連想する感性がいいですね。
「ランタナ」は、中南米原産で、
赤・橙・白・黄など鮮やかな花が咲き、和名は七変化。
和名通り、時間がたつと、
花びらの色が変ってきます。
ときわミュージアムの花の色は、赤と橙。
花火のようにも見えます。
ピラニアの住むトンネルを抜けて、
上を見上げると、そこには
「ゴールデンシャワー」と「デイゴ」。
ここは、初春~初夏にかけて
「ヒスイカズラ」と「パイプカズラ」が
圧倒的な存在感を示している場所で、
それぞれの開花が終って、
枝葉を整理すると
そのさらに上の方に見えてきます。
「ゴールデンシャワー」は、
インド・スリランカ原産で、タイの国花。
ミュージアム職員が、
この花が咲いたのを見た記憶がないことから、
もしかしたら、ミュージアムで
初めて咲いたのかもしれません。
上の方から
鮮やかな黄色の花の房が垂れ下がっている姿は、
まさに「ゴールデンシャワー」です。
そして「デイゴ」。
マメ科で、インド・マレーシア原産。
ザ・ブームのヒット曲「島唄」の
「デイゴの花が咲き・・・」の、
あのデイゴです。
「あ、これかぁ!!」と
思わず呟いてしまいます。
本物のデイゴを見て、「島唄」を歌えば、
また味わいが違ってくるかも。
(D)
「サンゴバナ」。ピンクのサンゴバナは、別名フラミンゴプランツ。確かにフラミンゴが踊っているようにも見えますね。
「ゴールデンシャワー」。見事な黄色です。
「デイゴ」。これが「島唄」に出てくるあの「デイゴ」です。