古代エジプトの夢 パピルス開花中
2012年07月09日
ブーゲンビレアのアーチ手前で、パピルスを紹介すると
「お~、これか!!」
「これが、昔学校で習ったあのパピルスか!!」
皆さん小学校だったか中学校だったか、
「古代エジプトの世界最初の紙の材料」
みたいな感じで習った記憶があるのですね。
「パピルスという耳触りのよいスッキリした名前」と
「古代エジプトの」とか「世界初の紙」という
言葉が印象的で、忘れられません。
製造方法が現在の「紙」とは異なるので、
「紙状の筆記媒体」というのが正確なのでしょう。
エジプトでは、「パピルス」を
1 穂先が太陽光線を表している
2 茎の切り口が、ピラミッドと同じに三角形である。
ことから、聖なる植物と呼んでいるとか。
そう思って見ると、
だんだん神秘的な植物に見えてきます。
ファラオ、ピラミッド、ナイル、クレオパトラ・・・・。
一本の細いパピルスが、
何千年も前の悠久の地、
古代エジプトに誘い込みます。
「パピルスの花」、只今、熱帯植物室にて開花中です。 (D)
パピルスが、 数千年前の古代エジプトへ誘います。
パピルスの小さな花。
ときわミュージアム玄関前にも、 パピルスを使った寄せ植えがあります。