熱帯植物室の七夕飾り?
2012年07月05日
ヒメフヨウの木が、「七夕飾り」になりました。
黄色い短冊が吊るしてあります。
いえ、違いました。
よーく見ると、虫取り短冊でした。
温室の管理は大変です。
貴重な財産を守る為に、
各分野の専門家が、日々、温度や湿度、
地質、病気、害虫・・・等々と
闘っています。
よく果物がなっているのを見て、
「温室には虫も蝶もいないのに
どうして受粉するのですか?
人工授粉ですか?」
と、お尋ねされます。
いえいえ、温室には結構、虫や蝶がいます。
温度管理の為のセンサーに連動したコンピュータによって、
温室の窓が、昼夜、自動開閉しています。
窓が開いている時に、
虫たちが温室に入ってきます。
「虫取り短冊か・・・。
紛らわしいなぁ、時期が時期だけに・・・。」
「せっかくだから、虫取り短冊に
願い事を書いておきましょうか・・・。」
「いや、止めておこう。
失敗したら、短冊が体に貼りついて、
人間害虫になってしまう。」(D)
まぎらわしいな~。
金鯱のトゲに刺さった虫。ではありません。金鯱で休憩中の虫です。大きな刺座は、居心地が良さそうですね。